1学期後半に入り、大きな行事は予定されていないので、子どもたちにはこれまでよりいっそう毎日の教科の授業を落ち着いて集中して受けてほしいです。とりわけ3年生はしだいに進路選択と受験のプレッシャーが強くなっていきますが、何よりも毎日の授業を大切にすることが学力アップのいちばんの要点であることを忘れないでほしいです。

教員の授業力向上のために定期的に大阪市教育委員会のスクールアドバイザーに授業観察と指導助言をしていただいています。

今日は１限の理科、２限の社会、ともに3年生の授業を観ていただきました。写真は社会の授業のようすです。世界恐慌から「持っている大国」のニューディール政策、ブロック経済という対応。「持っていない国々」が軍事力に活路を見出し、やがては世界大戦へとつながっていく。そういう大きな流れの授業です。なかなか難しいだろうな‥。どのように授業を進めれば子どもたちに伝わるだろう。わかる喜びや楽しさがあふれる授業が毎日たくさんありますように。学校の原点です。

　６月になりました。中間テストとその返却で一段落。今日から１学期後半の始まりです。
　６月は、春先からの心身の疲れがどっとでたり、中だるみで惰性になったりしがちな時期です。夏休みまでの１か月半。なんとか１学期後半をみんなで頑張って乗り切りたいです。

　そのような考えで、今日の校長講話では、１学期始業式に今年度をスタートするにあたって子どもたちに伝えたことを再確認しました。

■素直で前向き（肯定的　ポジティブ）な気持ちで毎日を過ごしてほしい。
⇒１学期前半の自分を振り返ってみて、ぜひ素直で前向きな気持ちを維持してほしい。あるいは後ろ向き（否定的　ネガティブ）になりかけているなら、前向きな気持ちを取り戻してほしい。

■学校生活で特に意識してほしいことが３つある。
・１つめ　毎日の教科の授業をしっかりと受けること。
・２つめ　ルールを守り身だしなみを整えること。
・３つめ　時間を守って過ごすこと。
---どれも崩したくない。とりわけ１つめは崩すわけにはいかない。学校の基本中の基本だから。
⇒１学期前半の自分を振り返ってみて、ぜひ３つとも維持してほしいです。あるいは崩れかけているなら取り戻してほしい。

　学校生活は団体戦だと常に思います。みんなで「いい感じ」の淀中学校をつくり、学校生活の中で確実な「成長」を手にしていきたいです。

　土曜日、淀中学校が英検の準会場となりました。たくさんの小学生、中学生、中には高校生も受検しにきていました。学校元気アップ事業のスタッフの方々が中心となり、受付やテスト監督など、運営をしてくれていました。
　級によって教室が分かれています。自分の希望する級に合格できるか、ドキドキですね！

　学校元気アップの皆さん、PTAの皆さんに力を借りて、年間３回ずつ実施している英検と漢検の準会場受検。今日は、その第１回英検の日です。淀中学校生徒が５４名。校区３小学校か児童が１４名。６８名の子どもたちが目標とする級にチャレンジします。２級７名、準２級１９名、３級１４名、４級１７名、５級１１名。さあ、しっかりと準備してきた力を発揮しよう。

　皆さんに支えられて子どもたちの受検機会が確保できること。大きな感謝です。

全校で南海トラフを想定した大きな地震と大きな津波からの避難訓練を行いました。最大震度7。立っていられずさまざまなものがとんでくる状況。頭を保護し、揺れがおさまった段階で建物の倒壊から身を守るために外に避難します。その後、最大7mの津波。到達時間は120分ほど。倒壊の危険を確認したのちに慌てずに3階以上に第2段階の避難をします。

実際に大きな地震や大きな津波が発生した時には訓練どおりにはいかないところもあるかと思います。だけど、命を失う可能性を少しでも下げるための行動と行動の基準になる要点をおさえておくと、その時々にベストの行動を取れるはず。いざという時に命を失わないように。大切な訓練の機会でした。

訓練のあと、これも必要な事態が発生した時に実行できるように、地域ごとの集団下校訓練も行いました。