今回の校長室の窓は、今日、私が放送朝会で全校児童に伝えた「いじめ(いのち)について考える日」のことについて述べます。
はじめに、私自身が小学校の高学年の頃に、友だちをいじめたこと、友だちにいじめられたこと、いじめられていた友だちを助けたことを話しました。
友だちをいじめたことはとても後悔していること、友だちにいじめられたことは今でも悔しくて覚えていること、私が助けたいじめられていた友だちとは、今でも仲が良いことを伝えました。
次に、AKB48さんの 「365日の紙飛行機」の歌の2番をCDで流しました。私は、歌詞の中にある・・・
人は思うよりも
一人ぼっちじゃないんだ
すぐそばのやさしさに
気づかずにいるだけ
という言葉がとても素敵だと思っています。
もし、あなたが友だちにいじめられていたら、誰かに話してください。きっと誰かが、あなたを助けてくれます。
もし、あなたが友だちをいじめていたら、誰かに伝えてください。きっと誰かが、あなたを止めてくれます。
もし、あなたが友だちがいじめられている場面を見かけたら、誰かに相談してください。きっと誰かが、いじめを解決してくれます。
最後に、私から、
「いじめが、どうしてだめなのかを考える。」
「いじめをなくすために、学級でどんなことができるのかを考える。」
「もし、いじめがあったら、学級でどうするのかを考える。」
の3点について、自分たちの学級で考えてほしいと、子どもたちに伝えました。
中泉尾小学校では、いじめの未然防止の取り組みを進めるとともに、いじめの早期発見と早期解決に努めてまいります。
いじめは、いつ、どこで、だれに起こるかわかりません。ご家庭でも、いじめについて、お子さんと話をしていただければと思います。保護者と地域の皆様のご理解とご協力をお願い申しあげます。
中泉尾小学校 校長 辻 信行