今回の校長室の窓は、7月25日の6年生児童による万博での発表についてのお話です。
添付している写真の通り、
○10時からPCの解体
○11時から楽器作り
○12時から演奏会
を行いました。
10時からのPC解体では、お客さんを呼び込んでワークショップに連れてきたり、お客さんを支援しながらPCの解体をしたりしました。
11時からの楽器作りでは、解体したパソコンの部品やごみになるような物を組み合わせて、オリジナル楽器をお客さんと一緒に作りました。
そして、12時からの演奏会。楽器を作成したお客さん、9名の子どもと先生たち、クラゲ館のスタッフの皆さんと一緒に即興の演奏会が開かれました。
周りで演奏会をご覧になっている人々もリズムにのったり、手拍子をしたりして盛り上げてくれていました。楽しい演奏会となりました。
参加した9名の子どもたちにとっては、一生の思い出になったのではないでしょうか。積極的にお客さんと触れ合う態度、小さい子どもたちに優しく教えている姿勢、楽しく楽器を演奏しているときの笑顔。どれを取っても本当にすてきな子どもたちの姿でした。
このような探究的な学びこそ、今、私たちが子どもたちに学ばせなくてはならないのだと、改めて感じました。
とっても暑い1日でしたが、「行っておいで。」と背中を押していただいた保護者の皆さん。企画と運営から発表当日まで、この探究プログラムの推進にお力添えを賜った大阪市教育委員会の指導主事の先生方に厚くお礼を申しあげます。
そして、昨年から子どもたちと私たち教職員に、探究する学びの楽しさを提供していただきました中島さち子さんをはじめとする「クラゲ館」のスタッフの皆さんにも、お礼を申しあげます。ありがとうございました。
最後に、中泉尾小学校の子どもたちと、この探究プログラムに関わった先生方にメッセージを送ります。みなさんのチャレンジは、とてもすてきでした。皆さんの挑戦を見ていた万博会場の人々の心を動かしたと思います。この学びを、これからの学校生活と皆さんの人生に活かしてほしいと願っています。ありがとうございました。
中泉尾小学校 校長 辻 信行