６年生では、新出漢字を学習する際に、辞書を使って熟語を調べ、ノートに書いています。インターネットで検索することが容易にできる時代ですが、自分の力で辞書を引いて調べることで、単語の周辺の言葉も目に触れるため、複数の言葉を同時に覚えやすいというメリットがあります。用法や例文を知ることができ、言葉への理解も深まります。教室に辞書を繰る音だけが聞こえ、子どもたちは集中して漢字学習に取り組んでいます。

　６月13日の２時間目は、泥遊びをしました。マヨネーズの容器で、的当てをしたり。泥だんごをつくったり、川をつくって水をながしたりしました。「川を大きくしよう。」「もう１本、川をつくるよ。」など盛り上がって楽しく遊びました。

　６月13日の３時間目は、はじめてのプールに入りました。上からのシャワー、そして大きなプールに大喜びで入りました。まだ寒かったので、じゃんけん列車をして楽しみましたが、少し早めに上がりました。来週からのプールがまた楽しみです。

　今回の校長室の窓は、次の新しい学習指導要領を見据えた現状の学校教育のお話です。
　先日、私が参加した研修会で示された資料を添付しています。その資料は、内閣府のデータをもとにして、現状の小学校３５人学級の多様性を表しています。
　６月７日のＰＴＡ実行委員会でも、少しだけお話をさせていただきました。出席されていた皆さんにも、保護者同士で話し合いをしていただきました。
　
　皆さんのご覧になった感想は、いかがでしょうか。不登校、不登校傾向の児童の増加。発達障がいの可能性のある子どもの割合が１０％を超えている等、多様な子どもたちが在籍していることがわかると思います。
　まずは、これらの子どもたちの多様性を包摂することが、求められているように思います。それが、共生社会を実現することにつながると私は考えています。
　次回も校長室の窓でも、この続きのお話をしたいと思います。
　　　　　　　　　　　　　　　　　中泉尾小学校　校長　辻　信行
　
　

「ソ・ラ・シ・ド」の4つの音だけでできている「ソラシドマーチ」ですが、丁寧に演奏できるようになり、タンギングや息の使い方がとても上手くなって、どのグループも美しい音色を響かせることができました。
　5年生は、音楽の授業の最後に「Believe」を歌っています。曲想を捉えた伸び伸びと明るい歌声が素敵です。杉本竜一さんは「信じることの大切さ」をこの曲にたくしたそうです。5年生のみなさんは、歌詞の内容をよく理解して、心を一つにして歌っていることが伝わってきますね。