今回の校長室の窓は、「明日への扉」〜5年生の児童が学んだこと その2〜です。5年生の学びを振り返ってみたいと思います。
ミュージカルの表舞台には、演者の皆さんが立ちます。かっこよくて、華やかで、美しいです。でも、それを支えている方々がいることに気づくことが大切だと、私は思います。放送、照明、脚本、オーケストラ、コーラス、カメラマンetc。
子どもたちは、間近で、その活躍の姿に触れることができました。学校教育の運営も、担任や担当の先生だけでなく、多くの教職員に支えられています。給食調理員さん、管理作業員さん、事務職員さん、栄養教諭の先生、保健室の先生etc。
ミュージカル「明日への扉」の公演でも見られましたが、一人一人が、自分の職責に誇りと責任をもち、活躍し輝いている姿は美しいものです。
また、「明日への扉」の観劇を終えて、子どもたちは「骨髄移植」について知り、「骨髄バンク」の資料を持ち帰っています。いつか「校長室の窓」でも紹介したいと思っています。
ご家庭でも、お子さんと「骨髄移植」や「骨髄バンク」について、お話をいただけると、より学びが深まります。さらに、子どもたちは新しい価値観を生み出そうとチャレンジしていきます。今後の5年生の皆さんの成長が楽しみです。
最後になりましたが、中泉尾の子どもたちに「ほんまもんのミュージカル」を提供していただきました「大阪スクールオブミュージック専門学校」の皆さんに、改めてお礼を申しあげます。ありがとうございました。
厚かましいお願いではございますが、できましたら、また来年もよろしくお願いします。
中泉尾小学校 校長 辻 信行