たくさん歩いて見学を楽しんだあとは、低学年と高学年の児童もお弁当タイムに入りました。
「いただきます！」の元気な声とともに、おうちの方が用意してくださったお弁当を、笑顔で味わう姿があちこちで見られました。

おにぎりやサンドイッチ、からあげなど、それぞれのお弁当を見せ合いながら、「ミャクミャクを作ってくれたよ！」「デザートにフルーツがあるんだ！」と楽しそうな会話が弾んでいました。

おいしいお弁当を食べながら、友だちとの時間をゆったりと過ごすことで、子どもたちは心も体もリフレッシュ。
午後の活動にも、元気いっぱいで臨むことができそうです。

低学年の児童は、大屋根リングを下から見上げながら、その大きさと美しさに目を丸くしていました。
「うわぁ、あんなに大きいんだ！」「どうやって作ったのかな？」と、目を輝かせながら友だちと話す姿が見られました。

木造ならではの温もりあるデザインや、繊細な構造に触れながら、建築の面白さやスケールの大きさを肌で感じる貴重な時間となりました。
身近なところから「すごい！」と感じる体験を積み重ねることで、未来への興味や探究心が育っていくことを願っています。

シンガポール館の中では、ただ展示を見るだけでなく、自分の「夢」をスクリーン上に描き、他の来場者と共有できる体験もありました。
「将来は医者になりたい」「宇宙に行ってみたい」と、自分の夢を言葉にしながら描く子どもたちの表情は、とても真剣で輝いていました。

展示を通して、夢を持つことの素晴らしさ、そしてそれを形にしていく努力の大切さを、子どもたちなりに感じ取ることができたようです。
このような学びが、今後の学校生活や自分の将来を考えるきっかけになってくれることを願っています。

中学年の児童は、午前中の見学や体験を終え、待ちに待ったお弁当タイムに入りました。
「見て見て！今日のお弁当すごいんだよ」「お腹ぺこぺこ！」と、笑顔で友だちと見せ合いながら、楽しい時間を過ごしています。

高学年の児童は「GUNDAM NEXT FUTURE PAVILION」を訪れました。
このパビリオンでは、ガンダムシリーズが描いてきた「宇宙での暮らし」や「まだ実現していない科学技術」をテーマに、臨場感たっぷりの新規映像や、フェーズ0から7までの空間展示が展開されています。

子どもたちは、大阪・夢洲の「夢洲ターミナル」から、軌道エレベーターで宇宙ステーション「スタージャブロー」へと移動するというストーリーの中で、未来の宇宙生活を体験。「本当に宇宙に行ったみたい！」「こんな未来が来るかもしれないなんてすごい」と、目を輝かせていました。

また、屋外に展示された高さ約17メートルの実物大ガンダム像の迫力には圧倒され、「おおーっ！」と歓声を上げながら写真を撮る姿も見られました。

ガンダムというコンテンツを通して、「未来を考える」ことの大切さに気づいた子どもたち。科学技術と創造力が融合したこのパビリオンは、高学年の児童にとって大きな刺激となっているようです。