【献立紹介】10月24日(金)
中華丼、あつあげの中華だれかけ、みかん、牛乳です。 「みかん」は柑橘類の中でも皮がやわらかく簡単にむける品種で、その代表的なものが温州みかんです。温州みかんは、中国から日本に伝わった柑橘類をもとにして、日本で独自に生まれました。全国的に栽培されるようになったのは明治時代になってからです。寒さに弱いため、雪が降らない温暖な地域で広く育てられています。 もともと冬が旬の果物ですが、より早期の出荷を目指した品種育成も進められています。早生みかんなど、品種によっては10月以前から収穫が始まり、長い期間、さまざまな品種が流通するようになりました。 【献立紹介】10月23日(木)
鶏肉のゆず塩焼き、ソーキ汁、ツナ大豆そぼろ、ご飯、牛乳です。 「そぼろ」は、ひき肉や魚、卵などをそのままあるいは調味料を加え、 パラパラにい(炒)ったものです。 「そぼろ」は、「おぼろ」よりやや粗めのものをいい、「粗おぼろ」が転じて「そぼろ」になったといわれています。 ツナ大豆そぼろは、しょうがを香りよくいため、ツナ、大豆(ひきわり)、だいこん葉の順にいためます。いたまれば、料理酒、砂糖、うすくちしょうゆ、こいくちしょうゆで味付けをします。 給食では「ツナ大豆そぼろ」のほかに、「紅さけそぼろ」「牛ひじきそぼろ」「魚ひじきそぼろ」などが出ます。 【献立紹介】10月22日(水)
かつおのガーリックソースかけ、ウインナーとじゃがいものスープ、 キャベツのサラダ、コッペパン、ブルーベリージャム、牛乳です。 ノンエッグドレッシングは、マヨネーズのような味がしますが、卵を使わずに作られたマヨネーズ風の調味料です。 卵を使っていないので、卵アレルギーのある人も食べることができます。 今日の給食では、「かつおのガーリックソースかけ」に使っています。 【献立紹介】10月21日(火)
ポークカレーライス、ほうれんそうのソテー、黄桃(缶)、牛乳です。 「カレー」が生まれたのはインドだといわれています。イギリスを経由し、日本に「カレー」が入ってきたのは、明治初期の文明開化の頃です。カレーライスは、一部の西洋料理店の高級料理でした。 1950年代にカレールウが広まり、カレーライスは一般家庭でもよく食べられるようになりました。 大阪市の学校給食では、1981(昭和56)年に月1回の米飯給食が始まり、その頃からカレーライスも出るようになりました。 現在では、ポークカレーライスやチキンカレーライス、カツカレーライス、夏野菜のカレーライス、冬野菜のカレーライス、牛肉と大豆のカレーライスなどが出ます。 今日のカレーライスのラッキーにんじんは、ハートの形でした。 【献立紹介】10月20日(月)
中華煮、大学いも、あっさりきゅうり、おさつパン、牛乳です。 「さつまいも」は、中南米が原産であると考えられています。 コロンブスによってヨーロッパへ伝えられ、スペイン、ルソン(フィリピン)を経て中国へ伝わったといわれています。 日本には1600年ごろに中国から琉球(現在の沖縄県)に伝わり、さらに1800年には薩摩藩(現在の鹿児島県)に伝わりました。薩摩藩一帯に普及したことから「さつまいも」と呼ばれるようになりました。 さつまいもは、やせた土地でもよく育ち、若い葉や茎も食べられます。そのため、古くから食糧難の時には、主食として栽培されてきました。主成分はでんぷんですが、ビタミンⅭや食物繊維が多く含まれています。 今日の給食では、さつまいもを油で揚げ、みつをからめた「大学いも」として登場しました。 |