4年生が工場を再訪し働く人にインタビュー(その2)
ものづくりの工場を再訪して働く人へのインタビューに取り組む4年生は11月6日(木)、山本精工と阿川ランドセルを訪れ、社長さんや工場で働く人たちにインタビューさせていただきました。主な一問一答は次の通りです。
【山本精工】 Q1.ライバル企業はありますか。 A.金属加工をする会社は日本に1万社以上あり、その全てがライバルと言えます。その中でうちは、利益という点では5位以内です。 Q2. 会社の目標は何ですか。 A.会社の売り上げは年間約12億円ですが、2025年の目標は新しい種類の注文で1億円以上売り上げることです。 Q3.一番自慢できることは何ですか。 A.うちは社長と社員64人の会社ですが、スタッフみんなが生き生きしていて元気よく働いていることです。「従業員満足度日本一」も達成しています。 Q4.お客さんに対して気をつけていることは何ですか。 A.あいさつをしっかりすることです。あいさつは、よい人間関係を築くための基本。死ぬまで(人生の最後まで)実践すべきものです。 【阿川ランドセル】 Q1. どんなときに喜びを感じますか。 A.製品が完成した時です。また、街で自分たちが作ったランドセルを背負っている子を見ると、うれしいです。 Q2. なぜ、この仕事に就こうと思ったんですか。 A. ものづくりが好きだからです。子どものころから、よく紙や布でいろいろなものを作っていました。 Q3.ランドセルを作るときはどんなことに気をつけていますか。 A.取り扱いに注意を要する機械がたくさんあるので、自分たちがけがをしないように気をつけています。 Q4.作るときに難しいのは何ですか。 A. どの担当の作業も難しいところが多いですが、特に難しいのはデザインを考えるところ。昔、ランドセルは赤と黒ばかりでしたが、今はいろいろな色やデザインのものが人気なので、工夫が必要です。
今週(11月10日〜16日)の工事予定
本校における今週(11月10日〜16日)の工事の予定は「工事のお知らせ」=写真=のとおりです。
ケイトウ咲き競う
すっかり秋の気候になっていますが、東館前の花壇では、さまざまな形、色のケイトウが咲き競っています。
ケイトウはアジア、アフリカの熱帯原産とされるヒユ科の1年草。日本には奈良時代に渡来し、花の形がニワトリの鶏冠(とさか)に似ているので鶏頭(けいとう)と名付けられました。花の形は、その後の品種改良で球状や細長い円錐形のものも現れ、多彩になっています。 東館前のケイトウも花の色、形がさまざま。見比べてみてください。
1年生〜9年生が「超縦割り班」で活動
1年生〜5年生の「縦割り班」に、6年生〜9年生を加えた「超縦割り班」活動の2回目「スマイル集会」が11月5日(水)に行われました。
異学年交流を通じて望ましい人間関係を育成することなどが狙い。1年生〜9年生の計30の超縦割り班をつくり、それぞれに活動用の教室を用意しました。 各班の5年生が1年生を迎えに行き、他の学年の子は自分で指定の教室に集合。各教室では、9年生が全員の名前を確認し、今日の交流会の目的を説明した後、異なる学年で4〜5人ずつの班をつくり、6・7・8年生が考えてくれたゲームをみんなで楽しみました。 「6年生からのゲーム」では、他班と答えがダブらないことというルールの中で「好きな果物」「好きな給食のメニュー」などが出題され、メンバーたちはレアな答えを出そうとアイデアを出し合っていました。
4年生が見学した工場を再訪しインタビュー
この日は11人が小松染物店、別の12人が三国製鏡を再訪しました=写真は小松染物店。主な一問一答は次の通りです。 【小松染物店】 Q1.仕事をしていてうれしいのはどんなときですか。 A.納めた商品をお客さんが喜んでくれたときです。また街を歩いているときやテレビを見ているときに、うちが納品したのれんなどの商品を発見するとうれしいです。 Q2.自分の仕事をどう思いますか。 A. 日本の伝統を守っていること、昔からの仕事をつないでいる点で価値のある仕事だと思っています。 Q3.仕事で気をつけていることはありますか。 A.我々のような職人の仕事は失敗の連続。その失敗に学び、十分に準備して仕事に臨むようにしています。 【三国製鏡】 Q1.鏡を作るためにこだわっていることは何ですか。 A.お客様に良いものだけを渡したいので、傷がつかないようにていねいに扱っています。 Q2.この仕事をするときに気をつけていることは何ですか。 A.ガラスはとても危険なものなので、けがをしないように気をつけています。 Q3.なぜこの仕事を選んだのですか。 A.ものづくりが好きだからです。この会社自体も80年続いています。会社や会社の製品に人気が出て、いろいろなところで使ってもらえていることが仕事をしていて特にうれしい瞬間です。 |