5年生が「いくのパーク」の多文化共生の取り組み学ぶ
5年生が12月1日(月)、旧市立御幸森小学校の校舎を利用した施設「生野コーライズパーク(いくのパーク)」の多文化共生の取り組みを出前授業で学びました。
講師は同パークの運営にあたるNPO法人「IKUNO・多文化ふらっと」の職員さんたち。授業は生野区の生きるチカラまなびサポート事業として行われました。 生野区は住民の24.2%に当たる30,984人が外国人(今年9月1日現在)。その比率は、全国の市区町村の中では3番目ですが、都市部ではトップです。国籍別では韓国・朝鮮が6割強で、ベトナム、中国、ネパールの住民が増えています。 授業で子どもたちは、いくのパークが外国にルーツのある人を対象に日本語指導、学習支援などを行うほか、国籍、年齢を問わず誰でも利用できる図書室やレストラン、喫茶店などもあり、多くの人たちに利用されていることを学びました。生野区は「日本の中で一番、多文化共生を実現させることに挑戦できる場所と思う」と説明され、子どもたちは自分のできることについて思いを巡らせていました。
6年生〜9年生全校集会
6年生〜9年生の全校集会が12月1日(月)、東館多目的ホールであり、岡学園長先生から次のようなお話がありました。
「先週は7、8、9年生の期末テストが行われました。今週は6年生の経年変化分析調査、9年生の実力テストが予定されています。テストは君たちの日ごろの勉強の成果を客観的に把握できるものですが、これをどう生かすかが大事。未来の自分づくりに役立てほしい」「6日の土曜日には地域の防災リーダーのみなさんにも本校に来ていただいて防災学習交流会を行います。地震などの災害が起こってもあわてず命を守る正しい行動ができるよう、しっかり取り組みましょう」 また、生徒指導の岩木先生は「2学期は今月を残すだけとなりましたが、ルール、マナーが守られていないケースが見受けられます。たとえば登下校のとき大声でしゃべったり悲鳴を上げたりする子たち、横一列で歩いて道路をふさいでしまう子たちがいて地域にも迷惑をかけています。一人一人が気を引き締め、ルール、マナーが守られる学校にしましょう」と呼びかけました。
4年生が立体迷路をつくって遊ぶ
4年生がこのほど、図工の授業で、厚紙や段ボールなどを使って立体的な迷路をつくりビー玉を転がして遊びました。
子どもたちはキットとして用意された材料を使って六角形の底の浅い箱を三つ作り、それぞれに複雑な通路や橋などを取り付けた上、厚紙の柱に固定して三段重ねの形に組み立てました。個性を出そうと、旗を飾ったり模様を描き込んだりする子も。 一番上と真ん中の箱の底には穴が空いており、ビー玉が一番下の箱の決められた場所までたどり着けばゴールです。完成すると子どもたちは、さっそくビー玉を転がして遊んでいました=写真は4年3組。
9年生が人形浄瑠璃を体験
日本の伝統芸能の一つ・人形浄瑠璃のワークショップが東体育館で行われ、9年生が人形遣(つか)いと語りの稽古(けいこ)に取り組みました。
講師は来月9日(火)に本校で、福の神とされる恵比寿(えびす)様が大漁や商売繁盛などを願ってタイを釣る「えびす舞」を上演していただく淡路人形座(南あわじ市)の座員のみなさん。9年生はその公演で人形遣いと語りの一部を担うことになっており、この日はその練習の場です。 座員のみなさんは、有名な安珍・清姫が登場する演目の一場面を演じ、人形遣い、太夫、三味線奏者の役割分担についても詳しく説明。このあと、人形使いを担当する各クラス3人ずつ計9人の生徒と、語りを担当するその他の生徒に分かれて稽古をしました。 人形遣い担当の9人は、庄屋で恵比寿様を接待する村人役を演じることになっており、3人が一組になって人形の首と右腕、左腕、足を分担して動かすことに挑戦。語りの稽古では、口上を全員で語る練習をしたほか、クラスに分かれ、それぞれの願い事を入れた口上にも取り組みました。生徒たちは、今後も公演に向け練習を重ねることにしています
給食に旬のキノコを使ったスパゲッティ
キノコが旬を迎えているなか、11月26日(水)の給食に「ウインナーときのこの和風スパゲッティ」が提供されました。
キノコは、腸内環境を整える食物繊維が豊富なうえ、骨や歯を丈夫にするために必要なビタミンDなどの栄養素を多く含んでいます。この日のスパゲッティにはシメジとマイタケを使用。タマネギ、ピーマンなどの野菜、ウインナーなどを加えて調理され、袋入りの刻み海苔(のり)が添えられました。給食ではこのほか、焼きツナキャベツ、固形チーズ、ミニコッペパン、牛乳が付きました。おいしくいただきました。
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