【献立紹介】12月2日(火)
鶏肉の甘辛焼き、みそ汁、だいこんの煮もの、ご飯、牛乳です。 「だいこん」は、春の七草の一つで、「すずしろ」とも呼ばれています。四季を通じて栽培されていますが、一般には夏に種をまき、秋から冬に収穫する秋冬だいこんが多く、味もよいです。 だいこんの根の部分には、水分が多く、体の抵抗力を高めてかぜを予防するビタミンCや腸の調子を整えて便通をよくする食物繊維などが含まれています。 また、消化作用に優れ、でん粉の消化酵素であるアミラーゼをはじめ、各種の消化酵素が豊富に含まれています。食べ物の消化を助け、胸やけや胃酸過多などを防ぎ、胃腸の働きを整える作用があります。 【献立紹介】12月1日(月)
さばのおろしじょうゆかけ、五目汁、こまつなの煮びたし、ご飯、牛乳です。 「こまつな」は、カロテンや鉄、カルシウムなどを多く含む緑黄色野菜です。 カロテンは、体内でビタミンAに変換され、目の働きをよくする、体の成長を助ける、細菌に対する抵抗力をつけるなどの働きをします。 鉄は、赤血球のヘモグロビンの材料となって全身に酸素を運び、貧血を予防します。 カルシウムは、主に骨や歯をつくるもとになり、筋肉を正常に動かしたり、血液を凝固させたりする働きがあります。 今日は、鶏肉と合わせて煮びたしにしていただきました。 【献立紹介】11月28日(金)
牛肉の甘辛焼き、なめこのみそ汁、ほうれんそうのおひたし、ごはん、 牛乳です。 「なめこ」は、モエギタケ科スギタケ属のきのこです。天然のなめこは、ブナなどの広葉樹の倒木に群生しますが、市販品は菌床栽培が主流です。湿度が高いと表面にぬめり成分を分泌するため、「ヌメリタケ」などとも呼ばれます。 独特のぬめりや歯ごたえがあり、みそ汁の実や、和え物などの料理に使われます。 また、なめこは日持ちしないため、水煮のポリ袋詰や缶詰などに加工されることがあります。 今日の給食には、みそ汁の実として使用しています。 【献立紹介】11月27日(木)
いかてんぷら、五目汁、おかかなっ葉、ご飯、牛乳です。 いかには、体をつくるもとになるたんぱく質や、コレステロールの低下作用や肝臓の解毒作用を強化する働きのあるタウリンが豊富に含まれています。タウリンは、うま味の素になる成分で、いかのわた(内臓)に特に多く含まれています。 いかには、特有の歯ごたえがあるため、咀嚼回数が増え、満腹感を感じやすくなるため、食べすぎを予防します。 今日の「いかてんぷら」は、いかに小麦粉とでん粉を使った衣を付けて揚げています。 【献立紹介】11月26日(水)
鶏肉ときのこのシチュー、きゅうりのピクルス、かき(富有柿)、 レーズンパン、牛乳です。 「柿」は奈良時代から親しまれている果物です。ビタミン、カロテン、カリウムなどを含み栄養が豊富です。 代表的な品種には甘柿の富有、次郎、西村早生、渋柿の平核無などの約20種類があります。 日本では和歌山県と奈良県が柿の収穫量の約3割を担っています。 今日の給食には、和歌山県産の「富有柿」が出ました。 |