今回の校長室の窓は、5年生の音楽の時間に開催した「ケーナの音楽会」の様子について、お伝えします。
楽器「ケーナ」は、南米のペルーやボリビアなどが発祥の縦笛です。日本の尺八に似ている形状の楽器です。今回は、「ほんまもんのケーナ」を実際に吹く体験をすることができました。私も挑戦しましたが、なかなか音が出せませんでした。こつをつかんで、うまく音を出すことができた子どもたちもいました!
ケーナの先生は、様々なケーナを紹介してくれました。子どもたちは、あまり見たことがないケーナに興味津々でした。ほんまもんのケーナ演奏「風とブーケのロマンス」と「コンドルは飛んで行く」も披露してくれました。透き通った美しい音色でした。
授業後の子どもたちの感想を紹介します。
・ケーナを演奏できて、良い体験ができました。
・私たちと一緒に「Believe」を歌ったくれて、嬉しかったです。
・ケーナのことや南米の楽器について知ることができました。
・いつかリコーダーとケーナで、ケーナの先生と一緒に演奏したい!
中泉尾小学校が大切にしている「ほんまもん体験」ができました。ほんまもんに出逢うことは、子どもたちが夢や希望をもつきっかけになります。そして、いつか夢や希望に向かって歩み始めることができます。その一歩一歩が、子どもたちの自尊感情を高めながら、非認知能力を育んでいきます。
様々なケーナを紹介していただき、ほんまんのケーナ演奏も披露していただいたケーナの先生に、厚くお礼を申しあげます。また、どこかでケーナを見かけたときには、子どもたちも、きっと先生のことを思い浮かべると思います。ありがとうございました!
中泉尾小学校 校長 辻 信行