11月20日
算数科の学習では、「小数のひき算」の考え方を身近な場面を通して学びました。
水が0.5リットルあり、そのうち0.2リットルを飲んだら、残りはどれだけになるのかという問題に取り組み、実際の生活に結び付いた数量の扱い方を考える活動となりました。
子どもたちは、ノートに図を描いたり、1リットルを10等分したものを見たりしながら、0.5から0.2を引くと0.3になることを、自分の言葉で説明しようと意欲的に取り組んでいました。
また、「0.1を基準にすると、5−2の計算として考えられる」という視点にも触れ、小数の計算を整数の計算に置きかえて考える方法に、なるほどと頷く姿が見られました。
授業の後半では、0.7−0.3 や 1.8−0.6 など、さまざまな計算に挑戦し、どのように考えれば正しく計算できるかを友達と話し合いながら理解を深めました。自分の考えを言葉で説明したり、友達の考えを聞いて「そうすれば簡単にできるね!」と気付いたりする場面が多く、クラス全体で学び合いながら取り組む温かい雰囲気が見られました。
今回の学習を通して、小数の計算に対する自信が少しずつ育ち、「もっとやってみたい!」という声も聞こえてきました。日常生活の中でも、小数を使った量の表し方に目を向けながら、これからの学習につなげていきたいと考えています。