9年生が人形浄瑠璃を体験
日本の伝統芸能の一つ・人形浄瑠璃のワークショップが東体育館で行われ、9年生が人形遣(つか)いと語りの稽古(けいこ)に取り組みました。
講師は来月9日(火)に本校で、福の神とされる恵比寿(えびす)様が大漁や商売繁盛などを願ってタイを釣る「えびす舞」を上演していただく淡路人形座(南あわじ市)の座員のみなさん。9年生はその公演で人形遣いと語りの一部を担うことになっており、この日はその練習の場です。 座員のみなさんは、有名な安珍・清姫が登場する演目の一場面を演じ、人形遣い、太夫、三味線奏者の役割分担についても詳しく説明。このあと、人形使いを担当する各クラス3人ずつ計9人の生徒と、語りを担当するその他の生徒に分かれて稽古をしました。 人形遣い担当の9人は、庄屋で恵比寿様を接待する村人役を演じることになっており、3人が一組になって人形の首と右腕、左腕、足を分担して動かすことに挑戦。語りの稽古では、口上を全員で語る練習をしたほか、クラスに分かれ、それぞれの願い事を入れた口上にも取り組みました。生徒たちは、今後も公演に向け練習を重ねることにしています
給食に旬のキノコを使ったスパゲッティ
キノコが旬を迎えているなか、11月26日(水)の給食に「ウインナーときのこの和風スパゲッティ」が提供されました。
キノコは、腸内環境を整える食物繊維が豊富なうえ、骨や歯を丈夫にするために必要なビタミンDなどの栄養素を多く含んでいます。この日のスパゲッティにはシメジとマイタケを使用。タマネギ、ピーマンなどの野菜、ウインナーなどを加えて調理され、袋入りの刻み海苔(のり)が添えられました。給食ではこのほか、焼きツナキャベツ、固形チーズ、ミニコッペパン、牛乳が付きました。おいしくいただきました。
1年生と9年生が一緒におもちゃづくり
1年生が9年生に手助けをしてもらいながらおもちゃを作って遊ぶ授業が11月19日(水)、西多目的室で行われました。
義務教育学校である本校らしい試みで、1年生は生活科、9年生は家庭科(保育)の位置づけ。この日は1年生の2クラスそれぞれが、9年生のクラスを迎え入れ、自分たちが公園で拾ってきたさまざまなドングリを主な材料にした「秋らしいおもちゃ」をテーマにして取り組みました。 作るおもちゃは、事前に1年生が班ごとに考えてきており、空き箱を利用した「ドングリ迷路」や牛乳パックを利用した「ドングリボーリング」などが次々に完成。さっそく9年生と一緒に丸いドングリを転がして遊んでいました。
9年生が英語で寸劇
9年生が11月14日(金)、東館多目的室で英語の寸劇をクラスごとに披露し合いました。
SKIT RECITAL(寸劇発表会)と題した英会話学習。クラスメートとペアまたはトリオになった生徒たちが、「理想の先生、親、男の子、女の子」などをモチーフにして1〜2分間の寸劇を考えてみんなの前で披露し、それを英語科の阪井先生とCーNETのアンチェッタ先生が評価するというものです。 この日生徒たちは、1組から順に会場入り。くじ引きで名前が呼ばれると前に出て、緊張のなか精一杯声を出し、身振り手振りも交えながら演じました。あるトリオの寸劇では、教室で女子2人に好きな異性のタイプを尋ねた男子が、「僕みたいなのはどう?」とたたみかけると「授業中に恋バナをするような子は嫌い」と突き放される落ちで終わり、みんなの笑いを誘っていました=写真。
6年生〜9年生 全校集会
6年生〜9年生の全校集会を11月17日(月)、東館多目的ホールで開き、岡学園長先生から次の4人に表彰状が伝達されました。
◇6年女子=大阪府学生科学賞銅賞(ゼリーが固まらない果物や野菜) ◇6年女子=大阪府学生科学賞銅賞(環境を考えた涼しい夏の過ごし方) ◇7年女子=第30回協働会杯柔道大会中学女子個人52kg級3位 ◇7年女子=第30回協働会杯柔道大会中学女子個人52kg超級3位 続いて保健委員会から就学後9年間、虫歯が1本もなく歯茎の健康も保っている9年生3人(女子2、男子1)に「いい歯いい歯ぐきで賞」の賞状と副賞(歯磨きセット)が贈られました。対象者でこの日欠席した他の男子生徒にも後日、同じものが贈られます。この4人には「今後も8020(80歳時点で自分の歯を20本以上保つ)をめざしてガンバッテください」というエールが送られました。 また給食委員会からは、残食ゼロをめざす「残さず食べるんやデー」の今月の実施日は18日(火)であるとのお知らせがありました。 学園長生生は、9年生の進路懇談が行われていることに触れ「高校への進学など進路を決めるときには自分の力を客観的に見る必要がありますが、自分の可能性は自分で切り開いて行くもの。スポーツの世界でも芸術や学問の世界でも、一流の人ほど誰かに言われたからではなく、自分で課題を見つけ、自分で動き始める力を持っています。家族や友人たちに助けられている部分も多いので、そういう人たちへの感謝の気持ちを忘れず、自分の目標に向け、さらに成長していってほしい」と呼びかけました。
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