1時間目、雨天のため全体練習が中止になり、各学級で児童用端末の機種変更の設定をしていました。
高学年は、そもそも子どもにIDやパスワードなどの知識があるので、使えるようになるまでの端末の設定はサクサク進みました。5年4組では、さっそくGoogleクラスルームで国語科のワークシートを配布していました。「大造じいさんとガン」のデジタル教科書から「本文」も子どものパソコンに配布できるので、「教科書忘れました。」「では、となりの人に見せてもらいなさい」がなくなりました。授業風景がこれから一変していくと感じました。5年3組では「連絡帳」を廃止するための準備をしていました。これからは、宿題や持ち物の連絡は、Googleクラスルームで担任から連絡が届くようになります。これまでの連絡帳は、家庭から先生への連絡帳として使用することになっています。
低学年は、設定にかなりてこずっていました。補助の先生が入って手伝っていました。1・2年生などは、鉛筆で字を書くという経験もまだまだ少ないのにキーボードで入力することも覚えていかなくてはいけません。でも、「習うより慣れろ」です。低学年にも積極的にICTを活用した授業や情報伝達や情報共有を進めていきます。
高倉小学校にもやっとchromebookが導入されました。これまで2分かかっていたパソコンの起動時間が8秒になりました。子どもたちは「すごく速くて快適。」「写真が綺麗に撮れるのが最高!」などとchromebookの使い勝手の良さを絶賛しています。機種変更したことによって、高倉小学校の授業のICT化が加速していくと思います。
今年度は試行錯誤しながらの実施となると考えています。「連絡帳の廃止」や「宿題のデジタル化」など実験的に実施し、うまくいかなくて元に戻すことなどあるかもしれません。また、同じ学年でもある学級だけ先行してICT化に取り組むなどあるかもしれません。全学年・全学級で足並みをそろえるのは難しいですが、できる学級からどんどん先行して取り組みをすすめ、その成果を校内で共有し徐々に他の学年・学級に広げていこうと考えています。個人情報の取り扱いは慎重に行い、流出事故など起こらないようにいたします。保護者の皆様のご理解・ご協力をよろしくお願いいたします。