【献立紹介】10月21日(火)
ポークカレーライス、ほうれんそうのソテー、黄桃(缶)、牛乳です。 「カレー」が生まれたのはインドだといわれています。イギリスを経由し、日本に「カレー」が入ってきたのは、明治初期の文明開化の頃です。カレーライスは、一部の西洋料理店の高級料理でした。 1950年代にカレールウが広まり、カレーライスは一般家庭でもよく食べられるようになりました。 大阪市の学校給食では、1981(昭和56)年に月1回の米飯給食が始まり、その頃からカレーライスも出るようになりました。 現在では、ポークカレーライスやチキンカレーライス、カツカレーライス、夏野菜のカレーライス、冬野菜のカレーライス、牛肉と大豆のカレーライスなどが出ます。 今日のカレーライスのラッキーにんじんは、ハートの形でした。 【献立紹介】10月20日(月)
中華煮、大学いも、あっさりきゅうり、おさつパン、牛乳です。 「さつまいも」は、中南米が原産であると考えられています。 コロンブスによってヨーロッパへ伝えられ、スペイン、ルソン(フィリピン)を経て中国へ伝わったといわれています。 日本には1600年ごろに中国から琉球(現在の沖縄県)に伝わり、さらに1800年には薩摩藩(現在の鹿児島県)に伝わりました。薩摩藩一帯に普及したことから「さつまいも」と呼ばれるようになりました。 さつまいもは、やせた土地でもよく育ち、若い葉や茎も食べられます。そのため、古くから食糧難の時には、主食として栽培されてきました。主成分はでんぷんですが、ビタミンⅭや食物繊維が多く含まれています。 今日の給食では、さつまいもを油で揚げ、みつをからめた「大学いも」として登場しました。 【献立紹介】10月17日(金)
鶏肉のチリソース焼き、焼き豚のスープ、ツナとさんどまめのいためもの、ご飯、牛乳です。 「チリソース」とは、唐辛子を主な原料とし、塩やスパイスなどを加えて作るソースのことです。別名「ホットソース」と呼ばれています。 チリソースの「チリ」は、中南米原産の唐辛子(チリペッパー)のことをいいます。 給食では、しょうが汁、にんにく、砂糖、塩、こいくちしょうゆ、ケチャップ、トウバンジャンを混ぜ合わせて作り、辛さの中にも甘みがあるソースに仕上げています。 今日の献立は、鶏肉にこのソースで下味を付けて、オーブンで焼きました。 【献立紹介】10月16日(木)
大豆入りキーマカレーライス、キャベツのひじきドレッシング、和なし(カット缶)、牛乳です。 レバーは、鉄やビタミンAを豊富に含む食品です。 大豆入りキーマカレーライスに使用している「豚レバー(チップ)」は、不足しがちな鉄を豊富に含む豚レバーを約5mmの大きさにカットし、ブランチング(加熱処理)したものです。1人当たり5gの使用で、約0.7mgの鉄が摂取できます。 鉄は、赤血球のヘモグロビンの材料となります。全身に酸素を運ぶ役割を担っているため、貧血予防に効果があります。 また、動物性食品に含まれる鉄は、植物性食品に比べ、体内に吸収されやすいです。 【献立紹介】10月15日(水)
まぐろのオーロラ煮、スープ、さんどまめとコーンのサラダ、黒糖パン、牛乳です。 オーロラ煮は、大阪市の給食で開発された一品です。当初は「くじらのオーロラ煮」として、給食に出ていました。 オーロラ煮の名称は、南極などの上空に現れる、あけぼの色をしたオーロラの美しさから名づけられました。あけぼの色とは、朝焼けのような淡紅に黄みを帯びた色を表します。 オーロラ煮のたれを、あけぼの色に近づけるためにケチャップを使用し、さらに赤みそや砂糖を加えることで、味つけにも工夫しています。歴史のある給食のオーロラ煮は、現在の児童にも大変人気があります。 今日の給食は、油で揚げた「まぐろ」に、オーロラに見立てたたれをからめた「まぐろのオーロラ煮」が登場しました。 |