校長先生からのお話

『部活動で得られたもの、得られるもの』

おはようございます。
先週の木曜日は、アゼリアホールでの文化祭舞台発表の部の日でした。
本当にみんなが一生懸命頑張る姿を見せてもらい、
三国中学校はまだまだ伸びていくぞ。と思ったところです。

　先週の土曜日、大阪市秋季総合体育大会でソフトボール部が
優勝という快挙を成し遂げてくれました。
また、同じ日の女子バスケットボール部の試合では３位に入り
三国中学校ここにありという風に頑張ってくれています。
また、夏休みには吹奏楽部が関西大会に出場するという
立派な成績を収めてくれています。

　部活動では、3年生から2年生・1年生にバトンが
渡ったことと思います。今はまさに新人戦に向けての練習に
一生懸命に取り組んでいるところだと思います。
　
　3年生にとっては、中学校部活動の最後の大会、
大阪市秋季総合体育大会や各種のコンクールでした。
みんなはそれぞれ、大会での勝利やコンクールでの入賞を
目指して努力を積み重ねてきました。
その努力の中で、一人ひとりが、試合や
コンクールに出られる喜び、出られない悔しさ、
試合やコンクールで勝った喜び、負けた悔しさなど、
たくさんの経験をしてきました。
　そして、指導してくださる先生や
部活動指導員の方の叱咤激励。
大会中に負けて涙する3年生の姿を目にすることがありました。
毎日の練習に真剣な態度で頑張っているみんなを
知っている者として、私も残念に感じました。
勝つために努力してきたからこそ、
悔しい気持ちになるのだと思います。

　これまでの部活動での様々な経験や努力が、
一人ひとりの技能や技術を向上させ、知識を豊かにし、
心を磨いてくれたのではないでしょうか。
　私の話で恐縮ですが、子どもたちは
それぞれ部活動に一生懸命取り組んでいました。
そのうちの息子が、高校最後の公式戦で負け、
引退の決まった日の夜「僕はクラブをやっててよかったわ。
大会に出られない1・2年生の時はつらかったけど、
練習試合はいっぱいできたし、
チームのために頑張ることもできた。
友達もたくさんできたし、友達といる時間が楽しかった。
小学校より中学校、中学校より高校の部活動が
楽しかったよ。」と言いました。

　私は部活動の魅力やそこから得られるものは、
一生懸命に頑張ったという充実感や達成感であり、
仲間との強いつながりだと思っています。
　
　勝った時の満足感だけでなく、負けた時の悔しさ、
涙、反省も次へ挑戦していく大きなエネルギーになります。
　そして、それこそが、部活動で得られる
一人ひとりの宝物になるんだと思っています。
その宝物を大切にして、それぞれが次のステージへ
進んでいってほしいと思います。

ソフトボール部
大阪市中学校秋季総合体育大会
優勝

陸上競技部
大阪市中学校秋季総合体育大会
１００ｍ　２年男子の部　第３位
２００ｍ　１年女子の部　第３位

朝の登校風景です。
本日は全校集会があります。