4年生が引き続き工場見学
4年生が10月16日(木)、前日に引き続き「IKUNO未来科」の工場見学に取り組み、2社を訪ねました。
児童10人が訪れたのは山本精工。まず応接室で社長さんらから「金属を削って部品を作る会社で、創業70年」「USJのヨッシー・アドベンチャーという遊具にも我が社の部品が使われています」などと概要を説明いただいたあと、金属を加工する部屋に移動、1000分の1ミリ単位の精度が求められるという、旋盤による円筒状の部品の削り出し作業などを見せていただき、子どもたちはその様子をタブレット端末で丹念に録画していました。応接室に戻ると子どもたちが次々に質問、「作っている部品は約2000種類」「年商は約12億円」などの回答を得ていました=上写真。 別の児童13人は阿川ランドセルを訪問。生地を加工し裁断するところから完成品にするところまでを一通り見せていただきました。子どもたちは生地の加工前と加工後の違いを、手で触って確かめたり、機械による作業の一部を体験したりもしました。70年前からランドセル一筋で、取扱商品は100種類にも。かわいいキャラクター柄のランドセルもあり、子どもたちも大興奮。たくさんのミシンや見たこともない大きな機械で縫ったり切ったりするところだけでなく、手作業でていねいに作られている様子も見られて自分たちのランドセルが6年間、毎日使っても大丈夫な秘訣を知ることができました=下写真。
4年生がIKUNO未来科の工場見学スタート
4年生が10月14日(火)、本校独自のキャリア教育「IKUNO未来科」の取り組みとして工場見学をスタートさせました。
生野区を含む大阪市東部は、隣接する東大阪・八尾両市とともに日本有数の工業地帯。子どもたちが地元の工場を訪れてものづくり精神などを学び、自分たちのまちに愛着を持って暮らせるようにするのが狙いです。 この日は1組〜3組の12人でつくる班が中西紙器工業を訪れました。社長さんは、一例としてクレンジングクリーム用の箱をみんなに見せたあと、印刷されカットされた状態の厚紙を機械にかけ、折り曲げたり糊付けをしたりして箱を完成させる工程を詳しく説明。子どもたちはタブレット端末で動画や写真を撮ったり、紙にメモしたりして真剣に取材していました。一日にどのくらいの数の箱をつくるかという質問には、「多い時で約10万個」との回答があり、驚いていました。 4年生は今月、別の班が校区内にある他の7つの工場も見学する予定。来月には見学した8社を再度訪れ、働く人たちにインタビューすることにしています。
今週(10月13日〜19日)の工事予定
本校における今週(10月13日〜19日)の工事の予定は「工事のお知らせ」=写真=のとおりです。
秋の遠足で3年生は大仙公園へ行きました。
3年生は秋の遠足で大仙公園に行ってきました。学年を4グループに分け、自転車広場でクラシック自転車の乗車体験をしたり、広場でみんな遊びをしたりしました。堺市都市緑化センターではグループ活動でクイズラリーやネイチャービンゴに挑戦しました。
爽やかな秋の風を感じながら、思いっきり体を動かして楽しむことができました。
6年生「RPG商店街」の18社に“融資”決まる
6年生がロールプレイングゲーム(RPG)を楽しむように、架空会社をつくって商品を開発して売る「RPG生野未来学園商店街」の授業の一つ、融資相談プレゼンテーションが10月8日(水)、東館2階学習室で行われました。
このRPGの取り組みは、本校独自のキャリア教育「IKUNO未来科」の一環として9月3日から行われています。子どもたちは各クラス6つ、計18の架空会社を作り、会社ごとに社長や企画部長などの役職を決めた上で、大阪の新しいお土産となるような雑貨や食品などの商品を1社1点ずつ考案、製造費や人件費などを踏まえた融資申し入れ額を算出しました。 プレゼンの相手は、協力企業である大阪シティ信用金庫の職員さん。子どもたちは、1社ずつ順番に学習室に入り、用意した資料をモニターに映し出しながら、職員さんに商品の特徴や魅力、融資希望額などをみんなで説明しました。 大阪のソウルフード、たこ焼きにちなんだ「たこちゃんポーチ」を開発した会社の4人は、「中に仕切りがあり、小銭とお札が分けて入れられ便利。何より外観がかわいい」などと説明して2万9千円の融資を申し入れ、最後に「販売では絶対、一位取るぞ」と全員で声を合わせて意気込みを示しました。職員さんは説明に納得して「喜んで融資させていただきます」と回答。この日プレゼンした他の17社に対しても希望額通りに融資する旨の回答をしました。 今後、子どもたちは12月上旬に予定する校内での“販売“に向け、POP制作などの準備作業に入ります。
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