11月5日(水)の予定

○50分×5限

○専門委員会、本部会

○1.2年教育相談

全校集会(11月4日〈火〉)

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11月4日(火)
全校集会を実施しました。

まず、表彰状伝達が行われました。おめでとうございます。

続いて、後期学級役員の認証式がありました。
代表として、各学年1組の学級委員長が認証状を受け取りました。
よろしくお願いします。


校長先生のお話(全文ママ)

みなさん、おはようございます。
(空を見てください。絵に描いたような大変美しい秋の空になりましたね。)
 今日は、少しだけ“言葉”の話をしたいと思います。大切な話なので、ぜひ最後まで聞いてください。
 最近、学校の中で、乱暴な言葉や、相手を傷つけるような言葉がきっかけになって悲しい思いをした人がいるという報告がありました。それを聞いて、校長先生もとても悲しい気持ちになりました。
でも同時に、今こうしてみんなで集まって、みんなで「どうしたらよかったのか」を考えられる時間は、とても大切だと思っています。
 言葉というのは、空気のように目には見えません。けれど、確かに人の心に届きます。そして、その言葉が優しければ、空気はあたたかくなり、乱暴であれば、空気は重たく冷たくなります。
 最近の学校の空気がピリピリしていると感じた人も、いるのではないでしょうか。
たとえば、友達との何気ないやり取りの中で、『アホちゃうか』『うざい』『キモい』そんな言葉を冗談のように言ってしまうことがあるかもしれません。でも、その言葉を受け取った相手は、本当に笑っているでしょうか。本当は心の奥で、傷ついていないでしょうか。
 人の心はガラスのように繊細です。
 見た目では平気そうに見えても、心の中ではひびが入っていることがあります。そして、その小さなひびが重なっていくと、いつか大きく割れてしまう。言葉は、時に人を倒すほどの力を持つのです。
 けれど、反対に言えば、言葉には「癒す(いやす)力」もあります。
『ごめんね。』『ありがとう』『助かった』『大丈夫?』たった一言で、誰かの心を救うことができます。人の心に灯りをともすのも、また言葉なんです。
 みなさんの中には、優しい言葉をかけられて救われた経験がある人もいるでしょう。辛いときにかけられた『どうした?』の一言で涙が出た、そんな経験をした人がいるかもしれません。
その瞬間、あなたを包んだのは、誰かの優しさがこもった「言葉のぬくもり」です。
 今朝の話を聞いて、今一度、考えてみてほしいのです。
自分の言葉は、相手をどんな気持ちにしているだろうか。自分の言葉から出る言葉が、学校の空気をどんなふうに変えているだろうか。もし、友達が乱暴な言葉を使っていたら、『やめようよ』と言える勇気を持ってほしい。その一言が、空気を変える最初の一歩になります。

 私たち教師も、反省しなければいけません。
言葉づかいは大人も完璧ではありません。ときには感情的になって、きつい言葉を使ってしまうこともあります。校長先生も過去に使ってしまったことがたくさんあります。「なんやねん、お前ら、ちゃんとせぇいや!」もっと聞くに堪えないような言葉を使ってしまったこともあります。今、その時のことを思い返してみて、深く反省しています。

だからこそ、一緒に考えていきたいのです。
「どうしたら、みんなが気持ちよく過ごせることができる言葉を使えるか」ということを。
強い言葉は一瞬で相手を黙らせるかもしれません。でも、本当に強い人というのは、優しい言葉で相手を思いやれる人です。自分の気持ちをコントロールし、相手を尊重できる人です。
これからの学校生活の中で、この鯰江中学校で、意識して「優しい言葉」を増やしていきましょう。

言葉が変われば、空気が変わります。
空気が変われば、人の心も変わります。

そして、鯰江中学校は、もっともっと居心地のいい場所になっていきます。
みなさん、お願いします。
みんなで、あたたかい言葉が飛び交う鯰江中学校をつくっていきましょう。


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