「また来てくださいね」別れの朝に宿の方がくれた、忘れられない一言
朝の静けさと海風に包まれながら、1組・2組・4組は、それぞれの宿からチェックアウト。
滞在時間はほんの数時間。けれども、別れの瞬間には、まるで1年間一緒に過ごしたかのような名残惜しさが漂っていました。 なかでも羽衣荘では、オーナーさんが見送りの最後にこんな一言を。 *「今年の夏はまだ空き部屋がございます。ぜひご家族でお越しください。」* ただの営業トーク? いえ、これはもう“愛ある指名”。 一夜にして「また会いたい」と思わせた1組の人間力と、場の空気をつくる力の賜物です。 *関係を築いた人にしか届かないセリフ*が、今朝、ここに生まれました。 こうして別れが、また新しい出会いの約束に変わっていくのです。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 3組、朝の記念に“心を一枚に” 風景とともに刻む、集団の輪郭
朝の海風に導かれるように、3組の生徒たちは浜辺へと歩みを進め、*全員で記念写真を撮影しました*。
空と海の境が曖昧になるこの場所で、彼らが残したのは“写真”ではなく、*仲間との時間を写し取った記録*。 歩調を合わせて移動し、声をかけ合って並び、自然と揃った表情の中には、*3年間で育んだ関係性の輪郭*が確かに刻まれていました。 この地で撮る1枚は、単なる記念ではありません。 *「今、この瞬間にここにいること」そのものの証明*として、心に刻まれていきます。 ![]() ![]() ![]() ![]() 朝をどう過ごすかに、人の品格が表れる。隠岐2日目、全クラス活動開始
本日、5クラスすべての生徒が*体調万全*で朝の活動を始めています。
心身ともに整った状態で2日目を迎えられたことは、 これまでの生活習慣と集団行動の成熟の証でもあります。 周囲を散策するクラスもあれば、 昨夜使用したホテル周辺の*ゴミ拾いを行っているクラス*もありました。 *「自然を借りたら、きちんと返す」* 誰かに指示されることなく、自らの行動の余韻を整える姿勢は、 *地域と共にある“学びの主体”としての自覚の表れです。* 朝の静かな時間帯にこそ見える、人間としての美しさ。 隠岐の風景の中で、47期生は今日もまた、確かに成長を続けています。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() “整える”という学びの時間、隠岐の朝、静かな立ち上がり
2日目の朝、生徒たちはそれぞれの宿で静かに目を覚まし、
健康チェックと身支度に取り組んでいます。 この時間は、単なる“準備”ではありません。 *一人ひとりが、自分の体調と向き合い、集団行動の一員として責任を持つ時間。* すでに教育は始まっています。 朝食までのわずかなひととき、生徒たちは*隠岐の島の空気に触れながらの散策*へ。 潮の香り、鳥のさえずり、足元の砂利の感触 *五感を開いて自然と交わることで、心も静かに整えられていきます。* このような“余白”にこそ、学びの深まりがあります。 *自らを整え、自然に耳を傾ける時間は、今日一日の学習と出会いを受け止める準備でもあるのです。* 本日も、心と体を耕すように、一歩一歩を進めてまいります。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 神域の朝、静寂のなかで。隠岐が見せた、もうひとつの時間
隠岐の島が、ゆっくりと目を覚ましました。
*その朝は、まるで大自然そのものが深く呼吸しているかのような神聖さ。* 澄み切った空気は肌を刺すのではなく、静かに包み込み、 海と空の境界線が曖昧になるような柔らかな光が、 島を、そして私たちの心を、そっと照らします。 遠くに聞こえるのは、漁に向かう船の音。 人と自然が対話するように続けてきた営みが、 この島の“朝”を構成する音楽のように響いています。 生徒たちはまだ夢の中。 けれどその眠りの静けさにも、*昨日という一日の体験が確かに降り積もっています。* *この大いなる自然の中で、心を研ぎ澄まし、自らの内に芽生えつつあるものに気づいていく、その準備が今、静かに整えられています。* 本日もまた、子どもたちが刻む一瞬一瞬を、 ここ隠岐の空の下から、丁寧にお届けいたします。 ![]() ![]() |
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