図書室より
本日も図書室で実施している元気アップ事業の定期テスト前学習会では、今年度最高の40人を超え、とても大盛況でした。ボランティアの大学生も来てくれ、多くの中学生に勉強を教えてくれたみたいです。図書室の活用はさまざまですね。以下、本日の学校司書のお昼の放送原稿です。
こんにちは。 学校司書の門野です。 図書室では、今、七夕フェアを開催中です。 短冊にあなたの願い事を書きに来てください。 さて、七夕を『ポプラディア情報館年中行事』(ポプラ社)で調べてみると、中国から伝わった七夕(しちせき)と、もともと日本に伝わっていた棚機津女(たなばたつめ)の神話が重なってできた行事なんだそうです。棚機津女とは、神様のための衣を作るために水辺で機織りする乙女です。それが中国の機織の上手な姫、織り姫と重なっていったそうです。 (ななにゆう)で(しちせき)が(たなばた)と呼ばれるようになった理由だそうです。普通に考えたら絶対たなばたって読まない漢字です。 また、『星座の神話大図鑑』(金の星社)という本には、「中国・日本の伝説」として織姫星、こと座のベガと彦星、わし座のアルタイルの物語が紹介されています。 この本では世界中の星にまつわる神話が紹介されています。ずっと昔から世界各地で星々の物語があったのだと思うとすごいなあと思います。それぞれの神話や物語は似たところがあるものもあって興味深いです。 七夕の物語に似ている伝説がなんとフィンランドにもあるそうです。 日本や中国では「天の川」が織姫と彦星を隔てる川なのですが、フィンランドでは離れ離れになった夫婦が千年の月日をかけてつくった「光の橋」だということになってます。川と橋、国によって、同じものを見て違うものに見えるのかおもしろいです。 離ればなれになった夫婦の物語、1年に1回会うのと、1000年かけてもう一度一緒になるのとどちらがあなたの好みでしょうか?
定期テスト前学習会2
各自で黙々学習している生徒、教え合いをしているグループ、タブレットを用いて学習に取り組んでいる生徒もいました。中には、放課後忙しいにもかかわらず、学校の先生も来て、生徒に教えている姿も見られ、教室以外の学びの場であり、もう一つの学習の居場所になっていました。
定期テスト前学習会1
先週の図書室より
こんにちは。 学校司書の門野です。 梅雨に入りましたね。 私は小学校でも勤務しているのですが、この時期になると必ず読みたくなる絵本があります。 さとうわきこ作『せんたくかあちゃん』(福音館書店)です。 幼稚園や小学校で読んだことのある人も多いのではないでしょうか? かあちゃんはせんたくが「だいのだいのだいすき」でたらいに入れてなんでもかんでもせんたくします。家中のカーテンや着るものだけでなく、子どもたちもねこもいぬもいぬの食べているソーセージも、げたやくつやかさまでもどんどんせんたくします。そして、庭いっぱい、隣の森いっぱいに張り巡らせた物干し縄に洗濯物を干しちゃいます。それを空から見ていたかみなりさまが…というお話です。 私は特に庭いっぱいに干された洗濯物のぺージと一番最後のぺージが好きです。 最後のぺージはたくましいかあちゃんの後ろ姿とかあちゃんのしびれるひと言なのです。 「よしきた まかしときい」 なんだかスカッとするのです。 『13歳からの家事のきほん46』(海竜社)という本を紹介します。13歳からと言わず大人にも役立つ情報満載の本です。 「チャプター3洗濯のきほん」では洗濯機に洗濯物を入れる前の下準備が大切で、著者は洗濯物は乾燥機派ではなくて外干し派だそうです。 「太陽の下でカラリと乾いた洗濯物の気持ちよさは、乾燥機では得られません。」と言っています。あっせんたくかあちゃんだと思いました。 目からウロコの情報の他に、この本を読む前からわかっていたことでも、めんどうでしてないこともたくさんあるなと改めて思わされます。 実は何日か前にボールペンをポケットに入れたまま洗濯しました。すごいことになりました。ポケットは必ず確かめてから洗濯しなくてはいけません。 それも、書かれていた事で、もともと知っていたことなのに!私のすることだなと思いました。 でも、染み抜き情報も載っていました。やってみます。 PTA五校スポーツ大会
6月15日(日)に校下小学校と本校のPTAのそれぞれのチームに分かれて、地域対抗のソフトボール・バレーボール大会が中野中学校で実施されました。ソフトボールはグラウンド状況が悪かったため22日に延期されましたが、バレーボール大会は実施され、本校学校長が始球式を行い、白熱した試合が繰り広げられました。保護者も多く参加しており、大いに盛り上がっていました。
|