9/1(月)全校集会
定例の全校集会があり、校長先生から以下のお話がありました。
おはようございます。まずは地域の方からのうれしいご連絡を紹介します。 8月19日の登校日での出来事です。正門前の横断歩道の手前で停車した車に、お辞儀をするだけではなく、渡り終えた後に振り返って深々とお辞儀をしていた生徒がいて、その中学生の行動がとても気持ちがよかったので、電話をしましたとのことでした。当たり前にそのような行動が取れる生徒がいることと、わざわざお電話いただけることをありがたく思います。 さて、本日9月1日は「防災の日」です。100年以上前の1923年の今日、関東大震災という大きな地震が起き、東京や横浜を中心に、多くの人の命が失われました。その悲しみを忘れず、災害への備えを見直す日、それが「防災の日」です。 日本は自然災害が多い国です。地震、台風、大雨、津波など、様々な災害が、時として私たちの暮らしを突然襲ってきます。ここ大阪でも、決して他人ごとではありません。2018年には大阪北部地震が起こり、登校中の小学生がブロック塀の下敷きになって亡くなるという、とても悲しい出来事がありました。大阪市内でも、一部で電車が止まったり、ガスが使えなくなったりするなど、日常生活に大きな影響が出ました。さらに、その年の9月には台風21号が直撃し、街路樹が倒れたり、屋根が飛ばされたり、関西国際空港が浸水したりと、大きな被害が出たのを覚えている人もいるかもしれません。災害は「いつ」「どこで」起こるかはわかりません。「いつでも」起こる可能性があるものです。だからこそ、備えをしておくことが必要なのです。 長吉中学校では6月に避難訓練を行いました。その時は、学校内で火災が発生したという想定でした。では、地震が起きたらどうしますか?まずは机の下に入る。揺れが収まったら先生の指示を聞いて、落ち着いて非難する。こういうことが求められます。でも、実際の災害が「いつ」「どこで」起こるかはわかりません。授業中ではなく、登下校の途中かもしれませんし、部活動の最中かもしれません。そういった「もしも」の場面を、日ごろから考えておくことは大切です。 もう一つ大切なのは、日ごろの備えです。非常用の持ち出し袋は用意されているか、家族と避難場所は決めてあるか、家の近くの避難所はどこかなど。防災について、ぜひ家族で話をしてください。自分が何を知っていて、何を知らないのか。話をすることで、いろいろな気づきがあるはずです。 大阪でも、南海トラフ地震が30年以内に高い確率で起こるとされています。だからこそ、私たちは「正しく恐れること」そして「準備し、行動する力」を育てていかなければなりません。この「防災の日」をよい機会として、ぜひ防災について考えたり、話しあったりするきっかけにしてほしいと思います。 8/29(金)今日の給食
・ミニコッペパン
・牛乳 ・焼きそば ・えだまめ ・おさつチップス ・発酵乳 ![]() ![]() 8/27(水)今日の給食
・黒糖パン
・牛乳 ・煮込みハンバーグ ・豆乳スープ ・ダイスゼリー(みかん) ![]() ![]() 8/26(火)今日の給食
・マーボーあつあげ丼
・牛乳 ・きゅうりの中華あえ ・ぶどうゼリー ![]() ![]() 8/26(火)第2学期始業式
始業式に先立ち、8月1日付で新たに着任された2名の先生の紹介と、バドミントン部の表彰がありました。
引きつづき始業式が行われ、校長先生から以下のお話がありました。 おはようございます。今日から2学期のスタートです。 38日間の夏休み、みなさんはどのように過ごしていましたか? 1学期の終業式で先生からは『毎日の生活リズムを大切にしながら「やってみたいこと」「挑戦したいこと」に取り組んで「記憶の残る夏」にしてください』という話をしました。部活動を休まず頑張った、家族の一員として役割を果たした、勉強に励んだ、などいろいろな過ごし方があったと思います。それぞれがこの休み中に蓄えた力を2学期に存分に発揮してください。期待しています。 9月2日には、1,2年生の実力テスト、3年生はチャレンジテストが控えています。学習面でもいいスタートが切れるよう頑張ってください。 2学期の始業式にあたり、元メジャーリーガーのイチロー選手の話をしたいと思います。イチロー選手はメジャー通算3089安打を放ち、アジア選手として初のアメリカ野球殿堂入りを果たしました。先月末に行われたスピーチの中でイチロー選手は「夢」と「目標」について次のように語っています。 「子どものころ、私の夢は常にプロ野球選手になることでした。6年生のときの作文にも書きました。今、経験したことを踏まえ、その作文を書きなおすことができるなら、「夢」という言葉ではなく「目標」という言葉を使うでしょう。夢は実現するとは限りませんが、目標はそれをどのように達成するかを真剣に考えれば、実現する可能性があるものです。夢を抱くのは楽しいですが、目標を達成するのは難しいし、困難にもぶつかります。本気で達成したいなら、「こうしたい」と言うだけでは叶いません。達成するために何が必要かを慎重に考えなければなりません。若い選手には、夢を持つ、それも大きな夢を持ってもらいたい。ですが、夢と目標の違いを理解してほしいと思います。夢を目標に変えるには、達成するのに何が重要かを誠実に考えることです」 イチロー選手の座右の銘は「小さなことを積み重ねることが、みんなが驚く素晴らしいプレーにつながるただ一つの道」という言葉です。彼は小学3年から中学3年まで、学校から帰ると毎日父親と野球の練習をしていたそうです。夜になると近くのバッティングセンターで打ち込みをしました。毎日同じ練習を繰り返し、良い結果を残すためにはどうしたらいいかを常に考え、工夫・改善をしながら体に覚えこませるように取り組みました。このように地道にコツコツと繰り返し取り組んできたことが、殿堂入りというとてつもない偉業へと繋がったのです。 2学期は体育大会、文化発表会などの学校行事があります。10月には後期の委員会や係活動も新たにスタートします。新チームになっている部活動もあるでしょう。新たな気持ちでそれぞれがこの2学期を「こうしたい」という気持ちで今日を迎えていると思います。その気持ちを忘れず、目標の達成に向けて小さなこと・できることから着実に実行していきましょう。そこから必ず新しい発見や自分の可能性が見えてくると思います。「継続は力なり」です。この2学期がみなさんの可能性を伸ばす期間になることを期待して、始業式の話とします。 ![]() ![]() ![]() ![]() |