令和6年度 ブロック研究発表会【第4教育ブロック】Aブロック(天王寺区・阿倍野区・生野区)では、天王寺中学校 林美結教諭による「詩と音楽の関りを理解して、表現を工夫して歌おう」を題材として、「赤とんぼ」を教材に公開授業を行いました。 大切に歌いたい言葉、発音に気を付けたい子音、意識して歌いたい強弱や音程に着目し、他者に伝えるために必要な技能をワークシートに記入し、学級で共有した意見をもとに歌唱表現を創意工夫しました。 研究協議では、個人のプリント学習をグループワークにしてはどうか、プリント学習の時間と歌唱の時間配分について、など意見がありました。夕陽丘中学校 屋島利栄指導教諭からプリント学習の取り組み方について、生徒がよりイメージを膨らませられる教諭からの声掛けの工夫についてをご指導をいただきました。大阪市総合教育センター指導主事 乾 正義先生より創意工夫させるための前時の振り返りの大切さなど示唆に富んだ指導助言をしていただきました。 最後に、中教研音楽部部長 大領中学校 安藤 寛校長より、ただ上手く演奏するだけではなく、生徒が思いや意図をもってどう表現しているかを評価していかなければならないと指導助言をいただきました。 Bブロック(東住吉区・平野区)では、長吉中学校 川西由鶴教諭による「曲想を生かして表情豊かに歌おう」を題材として、「サンタルチア」を教材に公開授業を行いました。 イタリアについての調べ学習や、フニクリフニクラ(カンツォーネ)と早春賦(作詞:吉丸一昌、作曲:中田 章)を聴き比べの学習活動を通して、どんな情景が思い浮かぶのか、そのイメージの共通点と相違点について、ワークシートのベン図に記入しました。感じたことについて、意見交流し共有したイメージをもとに、歌唱表現に取り組みました。 研究協議では、教員用の教育情報利用PCを活用しアンケート、Microsoft Whiteboard(アプリケーション)でグループ活動を行いました。 自分の考えを整理し見やすい形で表現するために役立つツールである思考ツールの活用などについて意見がありました。今回PCを活用し、Microsoft Teamsで各校と連携を図ることができたので、情報の共有をすすめていきます。 加美南中学校 坂井千明校長、喜連中学校 川西孝亮教頭より指導助言をいただき、あすからの授業に生かしていくことのできる学びのある研修となりました。 |