【道徳部】夏季実技研修会66名の参加者を3グループに分け、道徳部の研究委員が各40分間、以下の内容の研修を行いました。 ●Aブロック…「発問の工夫」 「雨のバス停留所で」「心と心のあく手」の読み物資料を使って、模擬授業を通して、子どもの考えを深めるためにどのような発問の工夫をすればよいかを考える。 ●Bブロック…「資料分析」 「ロレンゾの友達」の資料をもとに、授業を組み立てる上でどのように資料を読み、解釈し、どのようなことを学ばせるとよいかといった「資料分析」について取り組む。 ●Cブロック…「指導技術」 「くりのみ」などの資料から、ネームカードなどを活用した話合い活動・動作化・役割演技の紹介や板書の工夫などについて紹介し、その上で「どんどん橋のできごと」の模擬授業を通して、道徳の授業を体験してもらう。 研修後のアンケートでは「本日の研修は、充実したものでしたか」という問いに対し、未回答者を除く全員が「思う」「どちらかと言えば思う」にお答えいただいた「満足度100%」の研修となりました。 アンケートに書いていただいたご意見・ご感想を一部紹介します。 ・授業の大まかな流れや発問の工夫について、具体的に模擬授業をしてくださったことで分かりやすかった。毎週きちんと道徳の授業をすることが大切だと感じた。(教職経験年数21年以上) ・道徳の発問や指導方法はねらいに沿って考えるといいのかなと思いました。そのために資料分析は大切だなと思いました。(教職経験年数1〜5年) ・道徳の授業研修は何回か受けたことがありますが、今回が一番よくわかりました。国語のように言葉について1つ1つ問うものではないということもよく分かりました。(教職経験年数6〜10年) ・今日は具体的で本当にわかりやすかったです。今、頭のすみっこに道徳授業の進め方のヒントのようなものが浮かんだ気がしますが、今後もっともっと考えていく中で、ぼんやりとしたものが形になっていくと思います。(教職経験年数11〜15年) |