♪きょうの給食(5.2 河内ばんかん)
「河内ばんかん」は、熊本市河内町で発見されたブンタンの仲間で、発見された地名の「河内」と「晩成のかんきつ類」ということで名づけられました。
寒さに弱く、栽培適地は暖かい地域に限定されるため、愛媛県や熊本県などの限られた地域でのみ栽培されています(給食は鹿児島県産のものでした)。5月頃に花を咲かせ実をつけますが、その実が膨らんでから冬を越し、翌年の春以降に収穫します。グレープフルーツのように果汁たっぷりで、さわやかな甘みが自慢です!うす皮をむいて食べます。 給食では1年に1回、5月にデザートとして使っています。2年生の教室では、河内ばんかんが入った食缶のふたを開けた瞬間、「い〜い香り!」と思わず感想がもれました。食べてみると「甘くておいしい」「いい香りやけどちょっとすっぱい」と言いながら、果汁たっぷりの旬の味を楽しんでいました。 まさに今が旬です。店頭では「みしょうかん」「ジューシーフルーツ」「ジューシーオレンジ」などの名前で売られています。初夏を感じることができるさわやかな香りと味を今、ご家庭でもお楽しみください。 |