学校給食・食育フェア2015
小春日和の12月13日(日)、西区の大阪ガス ハグミュージアムで『学校給食・食育フェア2015』が大阪市教育委員会の主催で開催されました。
真新しい近代的な建物の中では、食育に関するさまざまな展示や料理体験、給食の大試食会などが盛大に行われました。穏やかな一日だったこともあり、たくさんの来場者でにぎわいました。 オープニングセレモニーの中では「学校給食献立コンクール」の表彰式がありました。最優秀賞に選ばれた本校5年1組の代表児童が表彰状と副賞をいただき、多くの方々から祝福を受けました。おめでとう! 今日の児童朝会では、昨日の様子を校長先生からお話していただき、みんなは拍手をおくりお祝いの気持ちをあらわしました。 なにわの伝統野菜
大阪市では、平成17年より、
1.大阪市内で概ね100年以上前から栽培されているもの 2.現在において大阪市内で栽培されているもの 3.現在も種子等の確保が可能なもの という3点を満たすものを「大阪市なにわの伝統野菜」として認証しています。 現在、天王寺かぶら、田辺だいこん、金時にんじん、毛馬きゅうり、玉造黒門越瓜(たまつくりくろもんしろうり)、勝間南瓜(こつまなんきん)、源八もの(芽じそ)、そして、今日の給食でいためものに使う大阪しろなが登録されています。 給食では、大きなざるに山盛り2はい(26kg)の大阪しろなを使いましたが、いためてしまうとかさが減って少しになってしまいました。 地産地消をすすめる取り組みとして、小学校給食でも大阪市や近郊の市町村で収穫した野菜を可能な限り使うようにしています。みなさんも買い物に行った時には野菜などの産地表示を見て選んでみるといいですね。 *3枚目の写真は今日の給食「赤魚のしょうゆだれかけ、みそ汁、大阪しろなのいためもの、ごはん、牛乳」です。 手作り とうふハンバーグ
12月9日の給食は、手作りの「とうふハンバーグ」でした。ハンバーグはもともとは挽肉を使った料理ですが、給食室では衛生面の関係からとうふを使った「とうふハンバーグ」を手作りしています。(肉を使ったハンバーグは、冷凍食品を使用しています。)
とうふのほかに、ツナ、たまねぎ、じゃがいもでんぷん、砂糖、塩、しょうゆを合わせて練るように混ぜ、一人1個ずつにまとめて焼きます。給食室では朝から750個ちかくのハンバーグを作ってくださいました。 肉を使っていないので、あっさりとした仕上がりとなっています。子どもたちは食べる時にケチャップをかけていただきました。 <5年生の感想> *ふわふわ、もこもこっとしていてやわらかくおいしい。 *とうふとケチャップが合っている。 *健康のバランスも考えてあっていいと思う。 など ご家庭でも作ることができます。給食では水分量の少ないとうふを使っていますが、ご家庭ではもめんどうふの水切りを十分にすることがおいしく仕上げるポイントになります。ぜひ、お試しください。 はじめまして! 『なめこ』です。なめこは、古くから親しまれているきのこです。ぬめりがあるのが特徴で、このぬめりは「ムチン」とよばれ、やまいも、オクラ、納豆にもふくまれているものです。 市販されているほとんどのなめこは菌床栽培されたものです。給食では水煮にしたものを使っています。みそ汁や赤だし、そばの具などに使われることが多いようですね。 きのこには、便秘や大腸がん予防に効果があるとされている「食物せんい」が多くふくまれています。 子どもたちに「なめこのみそ汁」についてのし好調査を行いましたので、結果を紹介しましょう。 和食のよさを見つけよう教科書では、衣食住の中での「住」について説明がされています。「衣」と「食」については教科書の説明にならって子どもたちが自分たちで調べていきます。 そこで、和の食について「和食の達人」に来ていただき、和食とはどういうものなのかを教えてもらいました。和食のよいところは季節感があったり、郷土料理があったりするところだそうです。中でも「和食の原点は“だし”」であることを学び、だしの味見体験もしました。 私たちの生活は和の文化と洋の文化それぞれのよいところを取り入れることによってよりよいものにしていくことができます。日本で昔から伝えられてきた文化についても興味関心をもち、「もっと知りたい!もっと調べてみよう!」という意欲につながっていけばいいですね。 |