暑くなってきました。お茶を多めに持たせてください。よろしくお願いします。

秋の味覚<その5> さつまいも

 今年の秋は台風などの天候不順の影響で野菜が高騰しています。今が旬のさつまいもは、かつての大飢饉や戦中戦後の救荒作物として国民の命を救ってきたことはよく知られていますね。さつまいもはビタミンCや食物繊維を豊富に含みますので、健康にもよい秋の味覚ですね。
 給食では旬を迎える9月より、みそ汁などの具の他にスイートポテトや大学いもなどのデザートとしても登場しています。
◆スイートポテト(10月25日)
 柔らかく煮つぶしたさつまいもに砂糖、バター、牛乳、クリームを加えて味つけし、焼き物機で焼きあげました。調理員さんが丁寧に作ってくださったので、とてもまろやかで絹のようななめらかさに仕上がっていました。
 3年生の児童からは「スーパーで買ったのんよりおいしい!」「給食のスイートポテトがいちばんや!」と太鼓判を押してもらえました。
◆大学いも(10月31日)
 乱切りにした徳島県大津町産のなると金時(さつまいもの品種)を油で揚げて、砂糖、塩、しょうゆで作ったみつをからめます。大学いもの名前の由来は「大学の近くで売り出したところ、大学生にとても評判がよかったから」ということだそうです。(諸説あり)
 4年生の児童は「家では食べへんからめっちゃおいしい!」「いくらでも食べられる!」と小学生にも大好評でした。

 さつまいもはゆっくりと加熱すると酵素がでんぷんをブドウ糖にかえて、甘みを増してくれます。高速加熱の電子レンジはさつまいもの甘みを引き出すためにはちょっと不向きなようですね。
 さぁ、ご家庭でもおやつに旬のさつまいもをたっぷりと召し上がれ!!
画像1 画像1
画像2 画像2
画像3 画像3

♪きょうの給食(ミラノ給食デー)

 大阪市は、世界の8都市と姉妹都市提携を結んでいます。中でも、イタリアのミラノとは姉妹都市になって今年で35周年を迎えます。それを記念して「ミラノ給食デー」として特別献立を用意しました。
 ミラノは、人口130万人、面積は181㎢の北イタリアの中心都市です。イタリア料理の大きな特徴は素材の味を生かすことで、ミラノでも、米、とうもろこし、穀物、肉、野菜、淡水魚、チーズなどを使った伝統的な食文化を誇っています。ミラノの代表的な伝統料理には、ミラノ風カツレツ、ミネストローネ、サフランのリゾットなどがあります。
 給食では、大阪市の学校給食に合うようにアレンジして「ミラノ風カツレツ、ミネストローネ、きゅうりのサラダ、パン、牛乳」を今日の給食献立としました。
 カツレツに使う牛肉はサーロインを、ミネストローネにはトマト(缶詰)やてぼ豆を使い、本格的でとてもおいしい給食ができました!
(写真上)栄養教育実習生が作成した掲示物
(写真中)カツレツに使用したサーロイン
(写真下)今日の給食のできあがり
画像1 画像1
画像2 画像2
画像3 画像3

秋の味覚<その4> かき(平核無柿)

 今日の給食のデザートには秋の果物の代表、柿が登場しました!柿は、東アジアを原産とし、日本では奈良時代から栽培されてきました。甘柿と渋柿があり、品種は1000種近くあると言われています。
 学校給食では、甘柿の富有柿(ふゆうがき)と渋ぬきをした渋柿の平核無柿(ひらたねなしがき)を隔年で使っています。今年はちょうど今が旬の平核無柿を使いました。
 給食室では、和歌山県産の柿150個の皮をむいていただきました。調理員さんにとっては、「最後には指先がしびれるくらいとても大変な作業」だったようです。どうもありがとうございました。
 ご家庭ではもう食べられましたか?6年のある学級でたずねると「今年、すでに柿を食べた」と答えた児童は14人(36人中)でした。柿は、カロテンとビタミンCを多く含むため、風邪の予防にも最適ですね。11月になると、富有柿が旬を迎えます。これからしばらくは、おいしい柿を楽しめますよ!たくさんいただきましょう。
画像1 画像1
画像2 画像2
画像3 画像3

秋の味覚<その3> さんま

画像1 画像1
画像2 画像2
画像3 画像3
 さんまは『秋刀魚』と名が表すとおり秋の代表的な魚です。今日、10月4日の給食は「さんまのさんしょう焼き、すまし汁、高野どうふの卵とじ、ごはん、牛乳」でした。
 さんまは、季節によって生息する海が変わる「回遊魚」です。日本近海で大きな群れをつくり、プランクトンの豊富な14〜18度の水域を春から夏にかけて北上し、秋の深まりとともに南下します。今日の給食のさんまは、北海道沖の太平洋で漁獲されたものです。
 教室では“骨とり名人になろう”と題した、「さんまの骨を上手にとるコツ」を示したスライドを見ながら、骨とりにチャレンジしました。悪戦苦闘の末、「(中骨が)きれいに取れたよ!」と自慢げに、うれしそうに報告してくれる『骨とり名人』が続出しました。
 子どもたちに人気の魚料理は「刺し身」「すし」だそうです。家庭で骨付きの魚を食べる機会はそう多くはないのでしょうか。今が旬のさんまの美味しさをぜひご家庭でもお楽しみください。

秋の味覚<その2> ぶどう(巨峰)

 秋を代表する果物『ぶどう』は、皮の色によって、紫・緑・赤系…ととても多くの品種があります。それぞれに味わいが異なるので、食べる楽しみも広がりますね。
 給食では毎年9月に巨峰を使っています。今日の給食の巨峰は、山梨県産でした。巨峰の主な産地は1位が長野県、2位が山梨県で、この2県で全国の生産量の約半分を占めています。(大阪府内では、南河内郡太子町でも多く栽培されているそうですよ。)
 名前の由来は、伊豆の天城山麓で巨峰の交配研究を行っていた大井上氏が「伊豆の峰で作られた巨大な粒」とイメージしたことにちなんで名づけられたそうです。巨峰を親として作られた品種には「ピオーネ」「藤稔(ふじみのり)」などがあります。
 甘くてジューシーな巨峰に子どもたちは「全体があま〜い」「種がなくて食べやすかった」「中心が一番あまくておいしかった」「皮までおいしかった!(確かにポリフェノールは皮の近くにたくさんあるのですが…)」と大喜びでした。
 ぶどうには糖質を多く含み、疲労回復にも効果的です。ぶどうの疲労回復効果で運動会の練習にもさらに力が入りそうですね。
画像1 画像1
画像2 画像2
画像3 画像3
文字: 大きく | 小さく | 標準 配色: 通常 | 白地 | 黒地
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  
学校行事
3/4 土曜授業

学校評価

学校だより

食育つうしん

校長経営戦略支援予算

出席停止報告書

交通安全マップ