暑くなってきました。お茶を多めに持たせてください。よろしくお願いします。

残食ゼロの日(毎月19日)

 「食べること」は、生きていくために死ぬまでお付き合いする大切なことです。食べものの好みは人により様々ですが、健康のことを考えると「好きなものだけを食べない」「苦手なものでも頑張って食べる」ことを心がけましょう。
 今年度、新森小路小学校では、『好き嫌いなく食べるようにしている子どもたちを増やすこと』を食育の目標の一つとして取り組んでいきます。
 そこで、給食委員の5・6年生が、食育の日にちなんで毎月19日を「残食ゼロの日」として、好き嫌いなく食べようと全校児童に呼びかけをします。今日は登校時に正門で大きな声で呼びかけたり、ポスターをはったりしてPR活動をしました。
 1回目の今日は全校で「残食ゼロ」とはいきませんでしたが、教室では「残食ゼロ」が達成できたクラスがたくさんあったようです。
 給食を残さず食べることは健康を維持するためだけではなく、食べものを大切にする気持ちや作っていただいた人への感謝の気持ちの育成、ごみの減少化など様々な意味があります。これからも一人一人が「食べること」について考えていきましょう。
 
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初夏を味わう<その4> (5.17 三度豆)

 今日の給食献立は「鶏肉のバジル焼き、ケチャップ煮、三度豆のソテー、食パン、マーマレード、牛乳」で、ソテーには旬の三度豆を使いました。

 三度豆は若いうちにさやごと食べる「さやいんげん」のことで、成長が早く、1年に3回収穫できることから「三度豆」と呼ばれています。
 給食では一年を通して冷凍のものを使っていますが、5〜6月は旬のおいしさを味わうため、期間限定で生のものを使います。今日は鹿児島県産のものを18kg使いました。ゆでてからサラダ油でいため、塩・こしょうだけの味つけでシンプルに仕上げました。

 1年1組の教室では、「塩味がしておいしい」「やわらかくておいしい」「幼稚園でも食べたけど、学校の給食の方がおいしい」とニコニコしながらパクパクと残さずきれいに食べていました。また、鶏肉のバジル焼きも「きらいやと思ったけど食べたらおいしかった」とうれしそうに話しにきてくれました。
 給食を通して、1年生の食経験がどんどんと広がっていく瞬間に出会えました。給食で食べた経験をご家庭でもつなげていただきますよう、よろしくお願いいたします。(栄養教諭)
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初夏を味わう<その3> (5.12 河内ばんかん)

 午後2時の大阪市の気温は27度。真夏のような暑さです。
 今日の給食は「カレースパゲッティ、キャベツのひじきドレッシング、河内ばんかん、黒糖パン、牛乳」と、暑さにぴったりの “ピリ辛” “さっぱり” の献立でした!
  
【河内ばんかん】
 河内ばんかんは、熊本市河内町(かわちまち)で発見されたみかんの仲間です。発見された地名の「河内」と「晩成のかんきつ類」ということで名づけられました。
 おいしい季節は、春から夏にかけてです。
 見た目はグレープフルーツに似ていますが、グレープフルーツより苦みは少なく、爽やかな甘みがあります。

 子どもたちも上手に薄皮をむいて食べていました。
 
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初夏を味わう<その2> (5.10 まっ茶ういろう)

♪夏も近づく八十八夜 野にも山にも若葉が茂る〜 ♪「茶摘み」より

 立春(2月4日)から数えて88日目の日を八十八夜といい、昔からこの日に摘み取られたお茶を飲むと、一年間、無病息災で元気に過ごせると言い伝えられてきました。

 給食では和菓子の「ういろう」も給食室で作ります。新茶がおいしいこの季節には抹茶を入れた「まっ茶ういろう」が今日の給食のデザートでした。
 給食では大量に作るため、どうしても上新粉が沈殿してしまい、上手に作るのが難しく、調理員さんの悩みの種でした。しかし、今回より「白いんげんペースト」(新食品)を加えたことで、よりなめらかに仕上げることができました。

 子どもたちは「今日はまっ茶ういろう?よっしゃ〜!」と給食の前から大はしゃぎです。校長先生からは「市販のものより甘さ控えめで食べやすく、もちもちとしていておいしいですね」と感想をいただきました。
 抹茶は和菓子だけでなく、ケーキやアイスクリームなどの洋菓子にも使われているので、子どもたちも大好きなテイストですね。

 最近は緑茶をいれる家庭も減ってきているように聞きます。時には日本の和の文化にふれ、ほっこりとしてみるのもいいですね。
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初夏を味わう<その1> (5.9 グリーンアスパラガス)

 アスパラガスが日本へ伝えられたのは江戸時代で、はじめは観賞用でした。その後、大正時代に「ホワイトアスパラガス」(缶詰用)の栽培が本格的に始まりました。「グリーンアスパラガス」は、今から50年くらい前から消費量が増加し、今では人気の野菜のひとつとなりましたね。
 
 栄養価は、ホワイトアスパラガスよりグリーンアスパラガスの方が高く、抗酸化作用が高いビタミン類(ビタミンA・C・Eなど)が豊富で、生活習慣病の予防に効果があります。また、名前の由来となった旨味成分の「アスパラギン酸」は、新陳代謝を活発にして、疲労回復にも役立ちます。

 グリーンアスパラガスは、地上に芽を出す春先から初夏にかけてが旬で、今が最もおいしい時期です。今日の給食は「かつおのガーリックマヨネーズ焼き、スープ、グリーンアスパラガスのソテー」でした。新森小路小学校では、長野県産のアスパラガスを22kg使いました。市販の物が1束100gとしたら、「220束」になります。すごい量ですね。
 2年生に感想を聞くと「家では嫌いやけど、学校ではおいしい」「いっぱいお代わりした」「とうもろこしみたいな味がしておいしかった」と大人気でした。

 いつでもどこでも何でも手に入る今の私たちの暮らしです。「今の季節にしか食べられないもの」が食べられることはとても贅沢なことかも知れませんね。給食ではこれからもできる限る“旬”の食材を大切にしていきたいと考えています。さぁ、ご家庭でも旬のグリーンアスパラガスに舌鼓を打ってみませんか!
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