♪きょうの給食 (11.6 ししゃも)ししゃもは、日本では北海道の太平洋岸だけに生息する魚です。漁獲高減少のため、給食や市販のししゃもは「カラフトシシャモ(カぺリン)」と呼ばれる魚を指すことが一般的です。 ししゃもという名前は、アイヌ語の柳の葉を意味する「シュシュハム」に由来します。漢字では「柳葉魚」と書くことからもうかがえますね。 抱卵した給食の子持ちししゃもはパリッと焼けて、格別のおいしさでした。給食時間の子どもたちの様子を見ていると、「おいしい」と頭からかぶりつく子もあれば、頭や中骨を丁寧に取り除いて食べている子もいました。「骨ごと食べても大丈夫よ」と声をかけてもやや抵抗があったようです。 大人にとってはおいしい酒肴の一つでもあります。焼くだけでなく、からあげにしてもおいしく食べることができます。ご家庭でもぜひおいしく味わってください。今日、初めて食べた子も次からは骨まで食べることができるかな?よいカルシウムの供給源にもなりますから。 秋の味覚 さんま (10.30)秋の味覚の代表とされてきた「さんま」は、ここ数年、不漁が続き、食卓から遠ざかってしまいましたね。 今日の給食は、甘辛いたれに山椒の香りをきかせた「さんまのさんしょう焼き」に「すまし汁、高野どうふの煮もの」を組み合わせた純和風の献立でした。 「たれをつけたらもっとおいしくなった」「家では時々しか食べへんから、骨を取るのが大変やった」「家ではおかあさんが骨を取ってくれる」「お父さんはめっちゃ骨取るのがうまいで」などと話ながらも、みんないつもより口数少なく、一生懸命に「骨とり名人」をめざしていました。 さんまなどのいわゆる「背の青い魚」には、血液の流れをよくし血管の病気を防ぐEPAや脳の活性化に有効なDHAを多くふくんでいます。魚離れが進む中、子どもたちが好きな魚料理は「おすし」だそうです。さんまやさばなど、骨や皮のある魚もすすんで食べて、いつまでも健康に過ごしたいものですね。 秋の味覚 さつまいも (10.24)
中央アメリカが原産のさつまいもは、コロンブスがヨーロッパに伝え世界中に広まったとされています。日本では、江戸時代に栽培が始まり、やせた土地でも育つので飢饉の時に多くの人を救ったことはよく知られていますね。
給食では、9月から3月にみそ汁や豚汁の具材として、大学いもやスイートポテト、焼きさつまいもなどで使います。今日の給食では、徳島県産の「なると金時」に卵不使用のてんぷら衣をつけて油であげ、軽く塩をふって「さつまいものてんぷら」にしました。 3年の教室では手作りのてんぷらが大人気で、お代わりに殺到していました。感想を聞いてみると… ・外がサクサク、中はふわふわでおいしい。 ・甘くておいしい。 ・塩味とさつまいもの甘さのバランスがいい。 さつまいもには熱に強いビタミンCや食物繊維が多く含まれています。また、人気の『紫いも』には生活習慣病や老化の予防に効果があるポリフェノールの一種である「アントシアニン」も含んでいます。おかずだけでなく、おやつにも最適な食材ですね。 校内の学習園でもりっぱなさつまいもが育ち、収穫を待っています。また、2年生は27日にいもほり遠足に行った後、おいもパーティを計画しています。 ご家庭でもこの季節ならではの旬の美味しさを味わってくださいね。 新森ふれあいデー 続報3今回は、昔遊び・尺八・バイオリンの模様をお知らせします。 ♪きょうの給食 (10.19 かぼちゃのいとこ煮)
今日の給食は「和風おろしハンバーグ、みそ汁、かぼちゃのいとこ煮、ご飯、牛乳」でした。いとこ煮は、あずき、いも、かぼちゃ、くり、いんげん、だいこん、ごぼうなどを組み合わせ、しょうゆ、あるいはみそで煮た料理のことです。給食では、かぼちゃとあずき(大納言)を使いました。
煮る時に、堅いものから順に入れていくことから、「追い追い」煮る、「銘々」煮るを「甥と姪」の語呂に合わせ「いとこ煮」と言われるようになったそうです(諸説あり)。 3年2組の教室では、「家ではたぶん食べることのない料理」「給食でも1年に1回しか出てこない料理」であることを知ると、「とってもおいしい!」と真剣な面持ちで食べていました。そんな中で「家でも食べたことがあるよ」の友だちの一言に、みんなから思わず「すごい!」と感嘆の声があがりました。 今日19日は『残食ゼロの日』です。子どもたちが苦手ないとこ煮なので、「達成は難しいかな?」と心配していましたが、なんのなんの、飲み残しの牛乳が1本分あっただけで、ご飯もおかずも食缶はからっぽでした。 これから寒さに向かいます。好ききらいなくしっかりと食べて、風邪などに負けない強い体を作っていきましょう。 |