秋の味覚 みかん (10.18)
一般的に「みかん」といえば「温州(うんしゅう)みかん」のことをいいます。秋冬の代表的な果物です。給食では今シーズンはじめての登場です。
温州はみかんの名産地であった中国の地名から、みかんは「甘い柑橘」の蜜柑(みっかん)から名づけられました。 今日の給食のみかんは熊本県産でした。大阪市中央卸売市場には、和歌山県・佐賀県・愛媛県・徳島県などから多く運ばれてくるそうです。 給食の時間には、「まだ、黄色いけどおいしいの?」「家ではみかんの皮をお風呂に入れている。」「毎年、広島のおじいちゃんから段ボールで送ってもらう。」と爽やかな香りとともに、楽しいみかん談義が教室にあふれていました。 <みかん一口メモ> *ビタミンC…活性酸素の害から体を守り、疲労回復、かぜ予防などに効果があります。 *ビタミンP…毛細血管を丈夫にし、コレステロール低下や抗アレルギー作用も期待できます。 *食べ過ぎて手が黄色くなるのは、健康効果のあるβ-クリプトキサンチンが蓄積するためで、病気ではありません。 *うす皮や白い筋にはペクチンなどの食物繊維が豊富で、血糖値の上昇を抑える働きがあるとされるので、食べた方がよいそうです。 *温州みかんの出回り期は、3月頃まで続きます。 秋の味覚 りんご(10.12)この日、給食室に届けられたりんごは、青森県弘前市産の「つがる」という品種でした。香りが高く、さわやかな甘みの果汁がたっぷりで、秋を感じる味わいでした。調理員さんのご好意で、各クラスに1つずつの“うさぎりんご”も配られ、子どもたちは大喜びでした。 お代わりでうさぎりんごをゲットした子は、「特別においしい味がした。はじめに食べたものより甘い気がする。」とうれしそうにほおばっていました。 りんごは「朝食で食べる」「晩ごはんのデザートにも食べる」と、子どもたちにはなじみのある果物のようです。給食では10月から1月まで、つがる、ジョナゴールド、ふじを中心に季節の味を届けます。ご家庭でもぜひお楽しみください。 ♪きょうの給食 (10.4 みそカツ)給食のみそカツは、豚ヒレ肉(一人2切れ)に衣(卵アレルギーの児童も食べられるよう卵不使用)とパン粉をつけ、油で揚げたトンカツに、八丁みそ、赤みそ、砂糖、みりんなどで作ったみそだれをかけています。 ☆3年1組のみなさんにたずねました。 Q:家ではトンカツには何をかけて食べますか? ソース、マヨネーズ、みそ、ドレッシング、おろしポン酢 など Q:今日の「みそカツ」のお味はいかが? 全員が「これもいける!」と答えていました。 いろいろな食べ方を知ると、味覚の幅が広がってより幸せな気分になれますね。 *八丁みそ 愛知県岡崎市八帖町(旧八丁村:岡崎城より西へ八町(約800m)離れていたことが村名の由来)で江戸時代初期より作られている豆みその銘柄で、大豆と塩だけで作ります。一般のみそより熟成期間が長い(二夏二冬以上)ため、つやのある黒みをおびていてコクのある濃厚な風味が特徴です。 ♪きょうの給食 (10.3 なまりぶし)なまりぶしはかつおの身を3枚おろしにして煮た後、うろこ・骨・皮などを除き、20〜30分焙乾して作ります。(これにかび付けをするとかつお節になります。)たんぱく質の他、鉄やビタミンB群、ビタミンDを多くふくんでいます。 やはり、子どもたちは「家では食べない」らしく、「何の魚か分かる?」とたずねると「さば?」「ぶり?」と想像をふくらませていました。いただきますの前に当番が給食カレンダーを読み(写真下)、かつおであることを知ると、「それで、ご飯とよく合うんやぁ〜」「骨がないから食べやすい」「きょうのおかずの中で一番おいしかった」と話してくれました。 年に1回だけのなまりぶしを食べ、「家で食べないものが食べられるので、給食はすごい!」と絶賛する声も聞かれました。食欲の秋を迎え、今月もおいしい秋の味覚が次々と登場します。随時、紹介していきますので楽しみにしていてくださいね。 ついに達成!残食ゼロ!!(9月19日)5月から始めたこの取り組み…ついに、9月19日、ご飯もおかずもすべての学級で食缶がからっぽになって給食室に戻ってきました。『残食ゼロ、達成!』です。子どもたち一人一人の頑張りが実を結びました。この日の献立が「ビーフカレーライス、キャベツのピクルス、冷凍みかん、牛乳」と、子どもたちに人気のメニューだったことも幸いしたようです。 給食は食育の場として、家庭で食べ慣れない食材も多く使います。しかし、子どもたちは残さず食べるよう頑張っています。ご家庭でも好ききらいなく食べて、健康の保持増進に努めましょう。 心豊かに力強く生き抜き未来を切り拓くために、食を通して学力・体力の向上につなげていきたいものです。 (写真上:当日の呼びかけポスター、写真下:翌日、達成をお知らせするたれ幕) |