♪きょうの給食 (7.12 赤ピーマン・すいか)
<赤ピーマン:写真中>
ふだん食べるピーマンは、実が完全に熟す前に収穫するため緑色をしていますが、完熟すると赤色に変わります。緑のピーマンが赤くなるまでに約7週間かかることや、日持ちがしないためにあまり出回っていません。 赤ピーマンは緑のものに比べると、ビタミンCは約2倍、ビタミンEは約5倍、カロテンは約2倍多く含まれています。また、甘味が強く、ピーマン独特の臭いが少ないのも特徴です。 今日の給食では、ベーコンやなす、きゅうりなどの夏野菜といっしょにオリーブ油でいためました。ピーマンが苦手な子も「味が全然違う」「ピーマンと思えへんかった」と抵抗なく食べていたようです。 <すいか:写真下> アフリカ中南部が原産で、インドからシルクロードを経て中国から伝わったので「西から伝わった瓜」という意味から「西瓜」という字が当てられました。 英語で「ウォーターメロン」と言われるように、すいかの約9割が水分であるため体を冷やす作用があり、夏にぴったりの食材です。 すいかの一番甘いところは中心部なので、給食でも真ん中の部分が全員に行きわたるように1玉を64切れに切っています。給食室では朝から鳥取県産のすいか13玉を切り分けました。教室では余ったすいかのお代わりジャンケンに熱戦が繰り広げられていましたよ!教室の中も外も熱〜い、暑〜い一日となりました。 ♪きょうの給食 (7.5 にがうり)
にがうりは「ゴーヤ」「ツルレイシ」とも呼ばれ、日本では沖縄や九州南部などで栽培されている、夏が旬の野菜です。給食では年に1回、7月に「ゴーヤチャンプルー」として献立に使っています。(今日は長崎県産のものを使いました。)
給食のゴーヤチャンプルーは、にがうりの他に豚肉、もやしを使っていため、塩・こい口しょうゆで味つけし、食べる時にかつおぶしをかけていただきました。 <2年生に感想を聞きました> *ちょっとだけ苦いけどおいしかった。 *おいしく味つけされているから、ごはんによく合う。 *ゴーヤと肉の相性が抜群でおいしい。 にがうりは、果皮を中心にビタミンC・B1、葉酸、カリウム、カルシウム、マグネシウムなどが豊富で、夏バテ予防に役立つ野菜です。また、本来は熱に弱いビタミンCですが、にがうりのビタミンCは加熱しても壊れにくいので、いろいろな料理で楽しむことができます。また、独特の苦味成分はモモルデシンというもので、胃液の分泌を促して食欲を増進させるだけでなく、肝機能を高め、血糖値の低下にも効果があるとされています。 「苦いからいや」という子もいましたが、それでもみんな残さずに食べていました。いろいろなものを食べることで食経験が増え、味覚の幅も広がります。これからの給食もお楽しみに! 初夏を味わう<その7> (6.29 さくらんぼ)
さくらんぼは、給食でこの時期に1回だけ使用する初夏の果物です。
さくらんぼは、バラ科の落葉高木であるサクラの実の総称で、そのうち特にミザクラ類の果実のことを指します。 日本では、缶詰用として果肉の固い品種の「ナポレオン」が多く栽培されてきましたが、昭和50年代以降、生食用に適した品種である「佐藤錦」が多く栽培されるようになりました。国内では、山形県での収穫量が最も多く、全体の76%を占めています。 今日の給食では、1人3こずつ、新森小路小学校では2200こ以上の山形県産「佐藤錦」を使いました。 子どもたちは「家ではあまり食べない」と言いながら、うれしそうに食べていました。 来週から7月に入ります。給食の食材もとうがん、にがうり、すいかなど夏の味覚が加わっていきます。「初夏を味わう」シリーズは今回で終了します。 たべもののはたらきをおぼえよう (2年)
2年生の食育授業で、食べものの3つのはたらきについて学習しました。
食べものはそのはたらきで「赤・黄・緑」の3つのグループに分けられることは日々の給食カレンダーなどで見ているのですが、詳しく学ぶのははじめてです。 赤:主に体をつくる…乳、肉、卵、魚、豆、海藻類 黄:主に熱や力のもとになる…穀類、いも、油脂、砂糖、種実類 緑:主に体の調子をととのえる…野菜、果物、きのこ類 きょうの給食は、3つのグループの食べものがそろっているのでしょうか?クラスのみんなで考えました。(写真:上) 毎日の給食は必ず3つのグループの食べものがそろうように考えられていることがわかりました。これからも好ききらいしないで残さずに食べるようにしましょうね。 学習の最後には、「えいようのうた」を元気よく歌って授業を終わりました。(写真:下) 3つのグループについては、毎月はじめに家庭配付している献立表にも表記されていますので、ぜひ、ごらんください。 食事の時の話題のひとつとして、子どもたちに「この食べものは何色のグループかな?」とたずねてみてください。間違えずに答えることができるでしょうか? すききらいしないで食べよう (1年)すききらいなく食べることの大切さを知るための紙芝居と給食ができるまでの写真をみて、残さずに食べることの大切さを学習しました。そして、毎日給食を作ってくださる調理員さんに習いたてのひらがなで一生懸命、手紙を書きました。 4月当初は残食も多かったのですが、日々の給食指導の成果でしょうか、今では4クラスともがほぼ完食できるようになっています。 1年生が書いた「ちょうりいんさんへのてがみ」の一部を紹介しましょう。 |