秋の味覚 さつまいも (10.24)
中央アメリカが原産のさつまいもは、コロンブスがヨーロッパに伝え世界中に広まったとされています。日本では、江戸時代に栽培が始まり、やせた土地でも育つので飢饉の時に多くの人を救ったことはよく知られていますね。
給食では、9月から3月にみそ汁や豚汁の具材として、大学いもやスイートポテト、焼きさつまいもなどで使います。今日の給食では、徳島県産の「なると金時」に卵不使用のてんぷら衣をつけて油であげ、軽く塩をふって「さつまいものてんぷら」にしました。 3年の教室では手作りのてんぷらが大人気で、お代わりに殺到していました。感想を聞いてみると… ・外がサクサク、中はふわふわでおいしい。 ・甘くておいしい。 ・塩味とさつまいもの甘さのバランスがいい。 さつまいもには熱に強いビタミンCや食物繊維が多く含まれています。また、人気の『紫いも』には生活習慣病や老化の予防に効果があるポリフェノールの一種である「アントシアニン」も含んでいます。おかずだけでなく、おやつにも最適な食材ですね。 校内の学習園でもりっぱなさつまいもが育ち、収穫を待っています。また、2年生は27日にいもほり遠足に行った後、おいもパーティを計画しています。 ご家庭でもこの季節ならではの旬の美味しさを味わってくださいね。 新森ふれあいデー 続報3今回は、昔遊び・尺八・バイオリンの模様をお知らせします。 ♪きょうの給食 (10.19 かぼちゃのいとこ煮)
今日の給食は「和風おろしハンバーグ、みそ汁、かぼちゃのいとこ煮、ご飯、牛乳」でした。いとこ煮は、あずき、いも、かぼちゃ、くり、いんげん、だいこん、ごぼうなどを組み合わせ、しょうゆ、あるいはみそで煮た料理のことです。給食では、かぼちゃとあずき(大納言)を使いました。
煮る時に、堅いものから順に入れていくことから、「追い追い」煮る、「銘々」煮るを「甥と姪」の語呂に合わせ「いとこ煮」と言われるようになったそうです(諸説あり)。 3年2組の教室では、「家ではたぶん食べることのない料理」「給食でも1年に1回しか出てこない料理」であることを知ると、「とってもおいしい!」と真剣な面持ちで食べていました。そんな中で「家でも食べたことがあるよ」の友だちの一言に、みんなから思わず「すごい!」と感嘆の声があがりました。 今日19日は『残食ゼロの日』です。子どもたちが苦手ないとこ煮なので、「達成は難しいかな?」と心配していましたが、なんのなんの、飲み残しの牛乳が1本分あっただけで、ご飯もおかずも食缶はからっぽでした。 これから寒さに向かいます。好ききらいなくしっかりと食べて、風邪などに負けない強い体を作っていきましょう。 秋の味覚 みかん (10.18)
一般的に「みかん」といえば「温州(うんしゅう)みかん」のことをいいます。秋冬の代表的な果物です。給食では今シーズンはじめての登場です。
温州はみかんの名産地であった中国の地名から、みかんは「甘い柑橘」の蜜柑(みっかん)から名づけられました。 今日の給食のみかんは熊本県産でした。大阪市中央卸売市場には、和歌山県・佐賀県・愛媛県・徳島県などから多く運ばれてくるそうです。 給食の時間には、「まだ、黄色いけどおいしいの?」「家ではみかんの皮をお風呂に入れている。」「毎年、広島のおじいちゃんから段ボールで送ってもらう。」と爽やかな香りとともに、楽しいみかん談義が教室にあふれていました。 <みかん一口メモ> *ビタミンC…活性酸素の害から体を守り、疲労回復、かぜ予防などに効果があります。 *ビタミンP…毛細血管を丈夫にし、コレステロール低下や抗アレルギー作用も期待できます。 *食べ過ぎて手が黄色くなるのは、健康効果のあるβ-クリプトキサンチンが蓄積するためで、病気ではありません。 *うす皮や白い筋にはペクチンなどの食物繊維が豊富で、血糖値の上昇を抑える働きがあるとされるので、食べた方がよいそうです。 *温州みかんの出回り期は、3月頃まで続きます。 秋の味覚 りんご(10.12)この日、給食室に届けられたりんごは、青森県弘前市産の「つがる」という品種でした。香りが高く、さわやかな甘みの果汁がたっぷりで、秋を感じる味わいでした。調理員さんのご好意で、各クラスに1つずつの“うさぎりんご”も配られ、子どもたちは大喜びでした。 お代わりでうさぎりんごをゲットした子は、「特別においしい味がした。はじめに食べたものより甘い気がする。」とうれしそうにほおばっていました。 りんごは「朝食で食べる」「晩ごはんのデザートにも食べる」と、子どもたちにはなじみのある果物のようです。給食では10月から1月まで、つがる、ジョナゴールド、ふじを中心に季節の味を届けます。ご家庭でもぜひお楽しみください。 |