学び合うって・・・教室中に学び合いの空気が広がっています。 グループに分かれて、子どもたちが課題プリントにチャレンジしています。まずは自分の力試し!スラスラできる子もいれば、鉛筆が止まる子どももいます。 さあ!ここからが学び合いの真骨頂です。困っている子が「わからん?」と言えること、そして、そのSOSを周りの子どもがキャッチし、困った子どもに寄り添えること、さらに、自分の言葉で伝えることでわかった子どもが「わかり直し」をすること。 学びが身につく最も効果のある行動は、「人に教えること」と言われています。この教え、教えられが学びの質を高めます。 じゃあ私たち教師は何をすればいいのか?それは、子どもと子どもをつなぐことです。困っている子どもをキャッチしたら、「こうすんねんで」と大人が教えすぎるのではなく、近くの子どもに「あの子なんか困ってるみたいやで」と伝えること、その橋渡しをすればいいのです。もちろんケースによっては、大人が導くこともありますが、基本的には子ども同士をつなげる役目が大切です。まさに、これがティーチャーからファシリテーターへの転換です。そのためには子どもを看取る力が必要です。そして、その力は子どもに関わることでしか養われません。どんどん子どもに関わりながら、大人も失敗しながら、子どもから学ぶ姿勢を持ち続けることです。 今日の学びには、そんな大人の姿が至る所で見られました。少し距離をおいて子ども同士を見守る大人!少し困っている子どもに優しくアドバイスする大人!最後まで伝えずに、そっと子ども同士をつなげる大人! とても素敵な学び合う空気が流れていました。子どもは子どもから学ぶんですよね。 |
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