しなやかな考え方「リーダーシップを鍛える ラグビー日本代表「躍進」の原動力」(荒木香織 著 「講談社」)より、 「無理」という思い込みから脱却して、「自分たちは成長する可能性がある」「変われる」「できる」と考えるようにする。こうしたマインドセットに変えていくことが成功の「土台」になります。 そして、リーダーにとっては、後輩や部下、スポーツであれば指導している選手といった「フォロワー」を、成長できるマインドセットに導くことが大きな任務の一つになります。 「どうせ自分たちにはできないだろう」 「能力には限界があるはず」 そういった、変化を信じないマインドセット(フィックスト・マインドセット)を、「自分たちには伸びしろがある」「能力には限界はない。進化させることができる」といった変化を信じるマインドセット(グロース・マインドセット)へと変容するよう、導くのです。 簡単に言うと、 「グロース」とは「しなやか」 「フィックスト」とは「こちこち」 「マインドセット」とは「考え方」 です。 二つのマインドセットの最も大きな違いは、「失敗」の捉え方にあります。「グロースマインドセット」の人は、自分の成長を信じているので、失敗を前向きに捉えて次の挑戦に向かうことができます。まさに、「失敗を恐れず、自分からチャレンジする風船」です!一方、「フィックストマインドセット」の人は、一度失敗したら「自分には無理だ」と諦めがちで、経験を積み上げて学ぶことができません! 子どもたちに生きる力をつけるために、「グロースマインドセット」の考え方を私たち大人も持っていたいですね! |
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