これは なにかな?花が散ったあと、写真のようなものに変わっていました。 「これは なにかな?」 ヒントは、 いちばん上の写真は、ホームページ2019年度の3月19日の記事 真ん中の写真は、今年度の5月5日の記事 下の写真は、4月21日の記事 です。 来週から、午前・午後に分かれますが、毎日登校することになります。答えが分かった人は、学校に来た時、校長先生に教えてくださいね。 枝葉を伸ばすアオギリ4月の初めに そろりそろりと葉を伸ばし始めた「桃陽小学校の被爆アオギリ2世」は、およそ1月半後には、こんなにも枝や葉を伸ばしました。校舎2階の窓にも届くほどです。 力強く伸びていくアオギリに、勇気をもらっています。 これなんだろう?特に何を表しているわけでもありません。小学校図画工作3年生の「クミクミックス」という題材をやってみて、できた形です。 見方によっては、建物に見えたり、怪獣にみえたりするかもしれません。 図画工作の学習内容は、「造形遊び」「絵・立体・工作に表す」「鑑賞」に分けることができます。 このクミクミックスは、造形遊びの題材です。 造形遊びとは、「身近な材料や場所などを基に造形的な活動を思い付いたり、新しい形や色などを思い付きながら、どのように表すか考えたりする」活動です。 「〇〇をつくろう」、と作品の完成に向かって意図的に活動を進めるのではなく、材料にふれたりその材料に何かの操作を加えながら、その時々に生まれる形や色、組み合わせなどに美しさや心地よさを感じたり、イメージを広げたりするのが、造形遊びです。 やってみよう! クミクミックス
(写真上)
まず、1L紙パックを用意しましょう。 用具は、はさみが必要です。 ※紙パックはきれいに洗いましょう。 (写真中) 紙パックを、切り開いて作業をしやすくしましょう。 ※少し難しいですが、すべてを切り開くのではなく、角柱状の部品をつくっても、またちがった表現をすることができます。 (写真下) あとは、好きな形に部品を切り分けて、思いのままに「クミ クミ」していくだけです。 クミクミのしかた
(写真上)
切り取った部品の組み合わせていきたい場所に、はさみで1〜1.5センチメートルの切れ込みを入れましょう。組み合わせる部品どちらにも切れ込みを入れます。 (写真中) 組み合わせる部品を、切れ込みで合わせ、しっかりと奥まで組み合わせます。 (写真下) あとは自由にどんどん組み合わせていくだけ。一度クミクミしても、しっくりこなければ、別の場所に切れ込みを入れてやり直せばいいし、組み合わせる部品を変えてみてもよいです。 クミクミしながら、「〇〇に見えてきたから、もっと〇〇っぽくなるようにしよう。」とか、「この形かっこいい!」「このつなぎ方、うまくくふうできたな。」などと、つくることを楽しんだり、形や色(紙パックの絵柄)などに心を動かしたら、子どもたちの心の中に、「造形的な見方・考え方が働き」「生活の中の形や色などと豊かに関わる資質・能力」が育っています。 【きをつけよう】 はさみは安全にきをつけて使い、活動が終わったら元の場所にかたづけましょう。 【アドバイス】 紙パック丸ごと全部使ってクミクミしよう。 500MLパックでもできます。 お家の人といっしょにつくって合体させてもおもしろいよ。 「高く高く」「広く広く」「長く長く」クミクミしてみるのも楽しいよ。 つくった後は、後片付けをして再生資源として分別してね。 とても気に入った形ができたら、オブジェ(芸術作品)として、玄関などにかざってみよう! 学年関係なしに楽しめますが、低学年の人は、お家の人にいっしょにやってもらい、安全に気をつけて活動してね。 |