校長室の窓vol26「学習定着率 〜学びのピラミッド〜 」校長室の窓vol24でクイズを出しました。上図が答えになります。子どもたちの学習した内容が定着するためには、一斉学習よりも協働学習を行うことが大切になります。グループで話し合ったり、仲間と共に体験活動をしたりすることが、学力の向上につながります。そして、他者に教えることが最も学習定着率が高くなります。 私自身の担任経験からも、それは実感しています。私の学級には、「小さな先生」と呼ばれる多くの子どもたちがいました。音楽科のリコーダー、理科の実験、国語科の音読、算数科の九九、体育科の跳び箱やなわとびの学習etc。担任の私の代わりに、「小さな先生」がみんなに教えてくれるのです。 「小さな先生」たちは、自分の得意分野ですので、自信をもって周りの子どもたちに教えてくれていました。教えることで、さらに自分の理解を深め、どうすれば教えている友だちが上手になるかを学びます。そこで、コミュニケーションの力も育まれるわけです。 これからも北津守小学校では、様々な協働学習に取り組むことで、子どもたちの学力向上を図り、自他を大切にし、ともに高め合う子どもを育てていきます。 次回の校長室の窓は、「主体的で対話的で深い学び」についてです。 10月13日(火)の配信予定です。 |