第2回 教育基本理念作成委員会 報告

去る、11月24日に第2回の教育理念作成委員会を開催いたしました。

報告書を添付いたしますので、是非ご覧いただき、次回(12月21日)の委員会にご参加いただければ幸いです。
↓ ↓ ↓
教育理念作成委員会 第2回 報告書

* * *
今後の望まれる学校の教育活動をどのようにイメージしているか、きいてみました。

◯団体行動を大切にしたい。(関連: 団体演技の取り止めの賛否)
◯年長者が年少者を助ける。(関連: 集団登校の賛否)
◯敬老の心。 長幼の序。
◯仲間といっしょに何かを作り上げる経験、体験、活動。
(関連: 宿 泊学習 一泊二日 か ら二泊三日の賛否)
◯思いやりの心の涵養。
◯一人の力は一人のみ。二人で力を合わせると、三人力になることを知って欲しい。
◯社会性の涵養。
◯強制ではなく、みんなが楽しんで活動できる環境づくり。
◯モノづくりはヒトづくり。
・・・・
次回の教育理念作成委員会は、 12 月 21 日(火)19:00 。イメージを文言へ落とし込んだ 各々 の 「案」を持ちより、具体的に検討を進め 、 第 2 案の作成ができればと考えています。
今年度中に教育理念を作成し、来年度以降の学校のいろいろな活動に反映できることを期待しています。

重要 「教育理念作成プロジェクト」について(ご案内) 日程変更のお知らせ(再告知)

***日程変更***
第2回・教育理念作成委員会
≪11月24日(水)18:30-19:30≫


保護者の皆様へ、教職員の皆様へ

大阪市立加美小学校・学校協議会「教育理念作成委員会」
委員長林幸男・PTA会長小川陽太・校長吉岡哲郎

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去る10月8日(金)、「第1回 教育理念作成委員会」を実施いたしました。これは、令和3年度「運営に関する計画」の実施計画に従い進めているプロジェクトです。配布文書にて「背景と主旨」「今後の展開、及びお願い」などご案内しております。是非ご一読いただき、本校の更なる発展のためにご理解とご協力をお願いいたします。

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“ふるさと” (番外編)

私は以前、大阪市小学校教育研究会音楽部に所属していました。2015年5月、新しく入ってきた私を歓迎するとおっしゃっていただき、20人ほどの先生方が、私のリクエストで「唱歌 ふるさと」を歌って下さいました。
*** *** ***
ミュンヘン日本人国際学校で勤務(理事・事務局長)していたころ、夜な夜な音楽室に行っては、ピアノで唱歌ふるさとを弾いては、遠く日本のことを想っていました。
日本に帰ってきてから1年ほどで、そのころの気持ちをちょっと忘れていました。

・・・夢は今もめぐて  忘れがたき ふるさと
・・・いかにいます 父母(ちちはは)
   つつがなしや 友がき
・・・志を 果たして
   いつの日にか 帰らん

特にこの歌詞は、いつも心に響いていました。

*** *** ***
しかし、在ドイツ27年の間、私の心境に合っていたのは、唱歌「ふるさと」ではなく、実は次の詩だったのです。

ふるさとは
遠きにありて思ふもの
そして悲しくうたふもの

室生 犀星
『抒情小曲集』(大七)巻頭の詩「小景異情」その二(全部で十行)の冒頭。有名な詩句だが、これは遠方にあって故郷を思う詩ではない。上京した犀星が、志を得ず、郷里金沢との間を往復していた苦闘時代、帰郷した折に作った詩である。故郷は孤立無援の青年には懐かしく忘れがたい。それだけに、そこが冷ややかである時は胸にこたえて悲しい。その愛憎の複雑な思いを、感傷と反抗心をこめて歌っているのである。
(引用 HP 大岡真ことば館より)

・ ・ ・ ・ ・ ・
決して人生の道を踏み外したのではない。でも、志を果たしたとも決して言えない。
そんな心境でのドイツと日本の往復。一時帰国した日本・故郷はどことなくよそよそしく、自分を受け入れてくれているようには思えませんでした。だんだん、遠くなっていく。そんな「故郷」。犀星の詩が心に突き刺さりました。そうだった、こんな気持ちだったな、胸におもりが付いたような感覚が呼びさまされます。
帰国して8年が経ち、私を受け入れてくださっている方々に囲まれていることで、「ふるさと」を近くに感じ、ここにいることに喜びを感じています。
*** *** ***
加美が、子どもたちの「ふるさと」になってほしい。加美地区に代々暮らしていらっしゃる方にも、加美に移り住んで来た方にも、ここが故郷。
大都会の大阪・加美。ウサギも追わず、小ぶなもつらず、青き山はなく、清き水も流ていないけれど、父母・ともだちと暮らし、夢・志を立てた街。
子どもたちにとっては、まぎれもなく、ここ加美がふるさと!
・ ・ ・・ ・ ・ ・
加美小学校にしかない教育理念を作りたい!と思うのは、こんな気持ちがあるからです。

加美村誌(教育理念作成関連) 昭和32年6月発行

画像1 画像1
昭和30年4月、大阪市と北河内郡の茨田町、中河内郡の巽町、加美村、長吉村、瓜破村、矢田村の六ケ町村の合併が実現した・・・・
(引用:加美村誌「序」より)

その記念誌として、発行されたのが写真の「加美村誌」です。
本誌が発行された昭和32年当時の「教育目標」は・・・・
『加美村を出発点として、わが国土および世界を限りなく愛し得るような真理と正義を愛し、他人を尊び責任を重んじる自主的な、そして心身ともに健康な子供を育てることをその教育目標とする』

加美小学校の教育理念の作成にあたり、やはり先人が築き上げてきた歴史は何よりも尊重されなければならないと思います。

一つ止まって判断する(教育理念PT関連)

「正」という字は、「一」と「止」に分けることができます。

正しい行いとは、先ず「一つ止まって判断する」

この考え方を紹介している人は少なくなくありません。少々こじつけになるかもしれませんが、私のメンターの著書や四書(大学・中庸・論語・孟子)の中の考え方を取り混ぜながら、解釈してみました。

正しさ・・定義するのは、そう簡単なことではないと思います。人それぞれに考え方があります。ある人が正しいと思っても、他の人から見ると全く正しくない。よくあることです。むずかしいですね。そこで、「正しさ」を概念で捉えるのではなく、行動として捉えたのが「一つ止まって判断する・考える」ではないかと思います。
しかし、反論も簡単です。一つ止まって判断したことが、間違いであれば、正しくないではないか。その通りです。そこで「人は、間違った判断はしない」「人は、そもそも“善”である」という考え方が根本になければなりません。すなわち「性善説(孟子)」です。
・・・
いやいや、なかなか難しい話になりそうです。
私も本を読みかじったり、偉い人の話の受け売りをしているだけなので、不安になり始めましたので、易しいお話になるよう頑張ってみます。短絡的な筋道のお話になるかもしれませんが、ご勘弁ください。
・・・
四端の心 ↓ ↓
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