過ごしやすい気候の中、子どもたちは勉強や運動に、集中して取り組んでいます。

鷹合ひろば 第6号 その2〜肝だめし編〜

 校舎の窓を照らすアカリ。
子ども達がつくった提灯?それとも・・・。

 午後7時。雨上がりで蒸し暑い秋の夜。

 「こっち!!そっと!」足早に家庭科室へむかったのは、6年生の保護者たち。子どもたちには内緒のミッション。誰が、何に化けるか、家でも秘密でした。

「押し入れに衣装を隠していた」
「USJのハロウィンでも使ったモノ」
「はんなりしてるやろ、立ち方や手の重ね方も研究してん!」
 能面をつけながらゲラゲラと笑う異様な光景です。ドンキで買った血のりが大活躍し、お地蔵さんや一反木綿、ヌリカベも血みどろに。

 いよいよ配置につくと、
壁に隠れるか廊下でしゃがむかと念入りに打合せ。
堀尾先生と奥野先生は「1年かけて用意してきた、中途半端なことはしない」と気合十分です。

 午後8時。「もういいかい?」「まあだだよ…」。
 静かな校舎に絶望的なBGM。(校長先生セレクト)蒸れたマスクに耐えながら待つ間、だんだん怖くなってきました。

 子どもたちが提灯に描いた絵が、ピンク色に浮かびあがると、
「来た来た来た〜!」と、お化けたちは、子ども以上に大はしゃぎ。

 1階の低学年の廊下を通り、3階の理科室のお札を目指す子どもたちの前に突如現れたのは・・・。

襲い来るゾンビ! 髪をふり乱す博士!! 
13日の日曜日に待ち構えるジェイソン!
背後に忍び寄るアノニマス!謎の人形を抱えた熊!
そして、はんなりと立つ能面…。

「無理無理×100」「絶対ここに何かいる〜」 
       ヒーーーーーー!!!

 悲鳴が次々響きわたりました。
走り抜ける子、歌って鼓舞する子、
足がすくんで進めない子、
落ちた提灯を拾う事すらできない子。
それでもお化けは容赦しません。
   ヴオオオオオ!!!!!ギャーー!!!

 そんな時癒してくれたのは、小さなスクリームとカオナシ。(2年生と3年生)。一生懸命驚かせる姿が可愛いと、抱きしめていました。

 ガイコツの横でお札を守るのは教頭先生。「こっちやで〜♫」
優しすぎるからこそ警戒するんですよ!あれ?先生なのにリーゼントの短ラン・・。

 一方で、「全然怖くないわ!」「正体わかっているで!」お化けを逆に威嚇する子どもたちとは、大人のプライドをかけた戦いの場になりました。笠井先生扮するピエロは執拗に追いかけます。
  
 子泣きじじいが見つめるメトロノームの音が聞こえたら後はゴールを目指すのみ!

 全ての班が帰ると、衣装を脱いでネタ晴らし。仮面をとると…。

「おかあ!」意外な顔の登場に大笑い。さっきまでの涙が嘘のようです。

 母がおばけだった男子「いってらっしゃいと送り出してくれたのに、びっくりした」

 2組の女子「友達としがみつきながら歩いた。隣で叫ぶから余計に怖かった、でも楽しかった」

 友達と繋いだその手の温もりを、笑いあったこの瞬間を、大人になっても覚えていてな。一生懸命頑張る大人の姿もちょっとだけ思い出してな。

 校舎の窓を照らしていたのは、暗闇を抜けた子どもたちを迎える温かなアカリ。
 ふっと消えると秋の冒険は終わりました。

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鷹合ひろば 第6号 その3〜保護者の声〜

 参加した保護者からお話を頂いたのでご紹介します♫

「思ったよりもキャーキャー言ってもらえて良かったです。毎年この行事ができたらいいかもしれません」
 

「子ども達からお化けの間隔が短く何回もあったから、最後の方はビックリしなかったと言われました。私は6人目ぐらいやったから、全然ビックリしなかったらしいです。次は、もっとお化けの間隔を空けたらいいかなぁと思います!でも、娘は泣いてたけど、
ネタばらしのとき、めっちゃビックリしてたので、私的に大成功でした」


「少しずつコロナ前に戻りできる事も増えてはきていますが、やはり運動会など行事が縮小され、6年生の親としては寂しく残念な気持ちになることもある中で、この様なイベントを行ってくださり、すごく有り難く嬉しかったです。子ども達にとって"学校で夜に肝だめしをした"という思い出は一生残ると思います!私自身も参加させて頂き楽しい思い出ができました!企画して頂いた役員の方や校長先生や先生方、準備して頂いたみなさん…子ども達のためにありがとうございました!」


そして、鬼太郎ファミリー扮するゲゲゲの役員から

ねずみ男の八木沢会長
「最終学年まで頑張ってくれた6年生へ、PTAからのプレゼントとして行ったちょうちんの集い。笑ったり、怖がったり、仲間に歓声を送ったり。全員参加で楽しんでくれているのを見て、皆さんの思い出作りをお手伝いできたのかなと、とても嬉しく感じました。大切な仲間との絆を大切に、小学校生活最後の半年を過ごして下さいね」

目玉のオヤジ
「今回の肝試しはゲゲゲの里の先生、保護者、PTAおばけ達が よう頑張ってくれよったんじゃ!里のみんな仲ようて笑ったり、怖がったりする子どもたちを見て、子ども達以上に楽しんどったわい
こんなに楽しい里のイベントはこれからも毎年やりたいって里のみんなで話しとるから、来年も期待して待ってるんじゃぞ」

 実はこの衣装、おそろいでネットで購入。ゆる〜い雰囲気で子どもたちを油断させる
狙いがあったとか。

 当日参加出来なかった方も、送り出しやお迎えありがとうございました^_^

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R4 PTA新聞 鷹合ひろば 第5号

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 11月3日(木)、PTA体育厚生委員会主催による“親子ハイキング”が開催されました。行き先は昨年と同じ“ハーベストの丘”です。

 コロナ対策で現地集合・現地解散。校友会や青少年指導員の方々が実施してくださるバーベキューは無かったものの、200名以上の参加がありました。(校長先生をはじめ、10名の先生方も参加してくださいました)

 秋晴れの空のもと、委員長から説明や諸注意を聞いた後、班ごとに入場し、目指すは一番奥の自由広場!!途中には吊り橋や巨大な虫のオブジェ、一面のコスモス畑もありました。

R4 PTA新聞 鷹合ひろば 第5号 その2

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 PTA会長と校長先生の挨拶のあと、まずは豪華賞品をかけて“〇×クイズ”が始まりました。
 問題は先生方に出していただき、テーマは“鷹合クイズ”です。最初は「鷹合小学校の在校生の人数は400名以上である?」など鷹合にまつわる内容を中心に出題されていましたが、最後の方になると用意されていた問題が足りなくなり、アドリブで「委員長の血液型はB型である?」などの面白いクイズも出され、とても盛り上がりました!

 また、校長先生のプロ級のマジックには子どもたちも釘付けに!トリックを見破ろうと必死に見ている子もいて面白かったです。

 その後は恒例の“抽選会”です。子どもたち全員に何かが当たります。校長賞、教頭賞に始まり、会長賞、副会長賞、交友会賞、青少年指導員賞、体厚各賞と続き、1人ひとりへ丁寧に手渡されていました。(未就学児にはお菓子の詰め合わせがプレゼントされていました)
 今年も昨年と同様、各団体のご厚意で一段と豪華になった景品が無事に行き渡ると子どもたちはもちろん保護者の方からも歓喜の声が聞こえてきました。


R4 PTA新聞 鷹合ひろば 第5号 その3

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 教頭先生の挨拶の後は自由行動になり、子どもたちは配られた5枚の遊具券を使って楽しい時間を過ごしました。閉園時間の17時まで遊んでいた方も多くおられ、楽しい秋の休日になりました。

 最後になりましたが、PTA会長と副会長、体育厚生委員長からお礼の挨拶をいただきました。

 PTA会長より
「最高の天気に、最高の笑顔、笑顔、笑顔。レクリエーションにマジックに園内アトラクション。おかげさまで子どもも大人も楽しめる本当に素晴らしいイベントとなりました。 ご協力いただいた皆様に、心より感謝申し上げます。ありがとうございました!!」

 PTA副会長(体育厚生委員会担当役員)より
「天候にも恵まれ、無事に親子ハイキングを開催する事ができました。抽選会では子ども達の楽しそうな顔を間近で見る事が出来、とても盛り上がりました。体育厚生委員の皆さん、校長先生はじめ教職員の皆さん、本当に有難うございました。」


 体育厚生委員長より
「校長先生のマジック、先生方の鷹合クイズ、抽選会も盛り上がり、親子ハイキングを無事に終えることができました。参加していただいた先生方、景品を提供していただいたPTA会長、副会長、交友会の方々、青年指導会の方々、本日参加し盛り上げていただいた皆様、本当にありがとうございました。」

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