正月の行事献立3
児童の様子2です。
沖縄料理 ジューシージューシーは沖縄料理の一つで、炊き込みご飯や雑炊のことをさします。今回は沖縄でよく食べられている食材、もずく、こんぶ、豚肉などを具にしたジューシーが登場しました。 沖縄県は以前、長寿の方が多く、沖縄の食事は長寿食といわれていました。その時の食べものが、豚肉、魚、こんぶやもずくなどの海そう、緑黄色野菜、豆腐などで、それらをバランスよく、薄味で食べる食文化があったからではないかともいわれています。 給食では、沖縄の郷土料理であるゴーヤチャンプルー、ソーキ汁、ヒラヤーチーなど他にもいろいろな郷土料理が登場します。今月は大阪市と姉妹都市提携をしているイタリアのミラノの郷土料理も登場する予定ですので、楽しみにしていてくださいね。 中秋の名月昔から、旧暦の8月15日にあたるこの日に団子や里芋、すすきなどを飾り月見をするという風習があります。 給食ではその月見の行事に合わせ、9月の献立に月見の行事献立が登場します。 今年は、1日前の9月14日(水)に月見にちなんで、里芋の入った煮ものやみたらしだんごなどが登場しました。 中秋の名月ですが、この日が必ずしも満月というわけではなく、今年は9月17日(土)の4時が満月になるそうです。 このところ、天気があまりよくないので、17日はなかなか月を見ることができないかもしれませんが、中秋の名月の今日はもしかすると雲のすきまから月が見られるかもしれませんので、少し空を見上げてみてはいかがでしょうか。 旬の食べもの・献立について1えんどうは4月〜5月が旬で、大阪市の給食では5月の1回だけ、給食室でさやから豆を取り出したえんどうを使った「えんどうの卵とじ」が登場します。 大阪には、明治時代にアメリカから入ってきたえんどうの実を栽培したことが始まりの「碓井えんどう(うすいえんどう)」というなにわの伝統野菜があります。和歌山県でも栽培されていて、4月から5月くらいに八百屋やスーパーマーケットなどで見かけることがあります。今年度はなにわの伝統野菜のことを白い献立表の最後で取り上げていて、5月号は碓井えんどうのことが紹介されていますので、よろしければまたご覧ください。 (旬の食べもの・献立について2に続きます) 旬の食べもの・献立について2旬の時期が近いものどうしの食材の中で相性のよいものの組み合わせを「であいもの」といいます。たけのことわかめも旬の時期が近い「であいもの」で、わかたけ煮やわかたけ汁などがあります。他にもいろいろな「であいもの」が季節ごとにありますので、どんな組み合わせがあるのか探してみるのも楽しいと思います。 食べものの旬を大事にし、旬の食べものを食べて季節を感じることも、日本の食文化の大切な一面だと思います。 その時期の旬の食べもののことについて、ご家庭でもお話しされてみてはいかがでしょうか。 |
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