1月7日 「若菜摘む」
君がため 春の野に出でて 若菜摘む
我が衣手に 雪は降りつつ おなじみ,光孝天皇が詠った百人一首です。この中で出てくる「若菜」とは,決まった植物の名前ではなく,春に生えてきた食用や薬用になる草のことです。「春の七草」のセリ,ナズナ,ゴギョウ,ハコベラ,ホトケノザ,スズナ(カブ),スズシロ(ダイコン)などが代表的です。 昔から,新春に若菜を食べると邪気を払って病気が退散すると考えられ,1月7日に「七草粥」を食べるのはそこから来ています。 管理作業員さんが,春の七草を飾ってくださいました。本日の始業式でも,校長先生から話がありました。どんな植物か,じっくり観察してください。 |
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