★夏に向けて、暑い日が多くなってきます。こまめに水分補給をしながら、体調管理に努めましょう。★
TOP

1月23日 「能楽体験(2)〜小鼓の稽古〜」

画像1 画像1
 小鼓の胴には,蒔絵(まきえ)といって,漆を使った装飾がしてあります。漆を使って何か利用するという国は日本しかありません。世界に誇る技術です。

 昔の人は,見えないところにお洒落を楽しんでいました。羽織や襦袢の袖,小鼓の蒔絵もそうです。
 小鼓の胴の蒔絵は,お客さまからは見えませんが,演奏する人は,蒔絵がある自分だけの楽器(小鼓)を楽しんで演奏します。

 蒔絵は,演者の好きな絵を描いてもよいことになっています。音(ね)と根をかけているので,根が太い植物を描いていたり,大きな音が出そうな雷や鉄砲を描いたりすることもあるそうです。
 ちなみに,豊臣秀吉は桐,徳川家康は葵,ほかには,梅や紅葉,波や千鳥,すすきなどもモチーフになっているそうです。

 胴の素材は桜で,乾燥したり,湿気でこわれないように軽い素材のものを使用しています。漆は湿度を保つ役割もしています。

 演奏前に革に息をかけて湿度を調節することや,天候に合わせて調緒の締め具合を変えることなど,小鼓について教えていただきました。

 まずは左手をグー,右手をパーにして練習してから,小鼓を手にしました。
 
 手首の上に胴がしっかり乗るようにし,右手で支えて小鼓を構えます。
「ツ。」
「ホウ。」
「ポン!」

 息を吸って,おへそに落とす感覚です。

 手首のスナップを効かせて音を鳴らします。きれいな音が響くようになってきましたね。
画像2 画像2
文字: 大きく | 小さく | 標準 配色: 通常 | 白地 | 黒地
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
学校行事
2/4 新入生保護者説明会
2/5 委員会活動
2/6 C-NET(英語活動 5・6年生)
2/9 能楽体験(4年生)
2/10 豊崎中学校 部活動体験(6年生)
地域・PTA
2/4 PTA役員会・実行委員会
2/5 PTAベルマーク古切手収集

学校だより

校歌

教材資料など