2月1日 フェリシアがやってきた その3 【3・4年生】ハーネスを外したフェリシアは遊びたくてうずうずしているようです。 こわごわさわっている子が多いようですが,フェリシアはもっと遊んでよと言いたげです。私がマットに寝転がってじゃれに行くとフェリシアも大喜びで顔をべらべら舐めにきます。手を甘噛みしているのを見て子どもたちが大丈夫かと…ハグハグ言いながら遊んできます。 子どもたちも段々遊べるようになってきました。あんまりはしゃいで子どもたちに迷惑をかけちゃいけないと心配されたのか,山本さんがちょっと抑制されます。ごめんねフェリシア,はしゃがせたのは僕のせいだよ。 保護者の方にもさわっていただきました。 楽しかったふれあいタイムが終わり,フェリシアが仕事に戻ります。仕事の合図はハーネスです。山本さんがハーネスを手にすると,フェリシアは自分から首を通しました。子どもたちが素晴らしいことに気が付きました。 「ハーネスをつけたら,フェリシアの表情が変わった!!!」 もっと一緒に過ごしたいですが,山本さんとフェリシアが帰られる時間になりました。今度は,4年生が中津駅まで見送ります。山本さんがフェリシアにどのように指示を出すのか,フェリシアがどのように山本さんを道案内するのかを実際に見せていただきました。 「とてもいい勉強になった。」 「目の不自由な人が大変なことはわかっていたけど,詳しく知ることができました。」 「これからはお手伝いをしたいと思います。」 たくさんのことを学ばせていただきました。 山本さん,フェリシア,本当にありがとうございました。 最後に,山本さんから教えていただいた大切な言葉を二つ載せます。 「何かお手伝いしましょうか?」 と声をかけて,手引きをしてください。 「やればできる!」 この言葉を忘れずに,いろいろなことにチャレンジしてください。 |
|