学び合うということ
整数×小数の授業をしました。めあては、「整数×小数の計算の仕方をみんなが説明できるようになろう。」です。キーワードの言葉を子どもたちに聞くと、整数×小数の問題、みんな、説明できるとよくわかっていました。そう、この3つを達成しましょうと話して授業ははじまりました。問題は80×2.3です。この答えを言ってどう計算したらそうなるのか説明をするのです。
まず、一人学びの時間を十分にとりました。教科書を見てもかまいません。とにかく一人で解決をすることを目指します。 次にグループになって、自分の考えを説明します。説明していると、上手に説明する子どもの真似をする子どもがいました。それでいいのです。わからないことは人に聞けばいいし、できないことは人に手伝ってもらえばいいのです。そう考えたらとても気持ちが軽くなります。みんなができるように、みんながわかるように、みんなで学ぶのです。 最後は黒板を使ってみんなに説明をしました。子どもなにり一生懸命に伝えようとしていました。 練習問題でわかっているかどうかを確認し、まとめ、授業の振り返りをして終わりました。 80×2.3の計算は、ひっ算をしたら計算ができます。けれども、どうして、そんな計算をするのか、なぜその答えになるのか、考え、人に説明する力がこれから求められていくのです。 子どもと共につくる授業はやっぱり楽しいと思ったひとときでした。 |