これまでにも、前に立って算数の授業をしているので、Ｎ先生も子どもたちも慣れたものです。まるで担任のように自然に授業を進めていました。

「公約数」の意味を知るために、「えんぴつ１２本とノート１６さつを、あまりがでないように分けられるのは、子どもが何人のときでしょうか。」という問題に取り組んでいました。

表を使って、子どもが１人のときは、えんぴつもノートも分けられる、２人のときも分けられる、３人のときは、えんぴつは分けられるけど、ノートはあまりが出てしまう…、というふうに順番に調べ、「公約数とは？」という課題に迫っていっていました。

たくさんの子が手を挙げて発表していました。教室をまわりながら、ときおりしゃがんで子どもにアドバイスをしているＮ先生の姿が印象的でした。

「What do you want？」〜あなたは何が欲しいですか？〜

突然クラスを半々に分け、ゴリラチーム・バナナチームと命名したＨ先生。黒板にはアルファベットが１文字ずつ書かれたカードが並んでいました。カードの裏には、こっそり得点が…。

担任のＫ先生がくじ引きをして、出た名前の子がカードを指定できる権利をゲット。みんなに「What do you want？」と聞かれると、「○ card please.」と答えて、アルファベットのカードを指定。裏に書かれた得点がチームの得点になるというわけです。

盛り上がっていましたね。「高得点でありますように」と祈る子も多数。結果は、ゴリラチームの勝ち！ バナナチームは、低い得点のカードが多くて…残念！

最後はアルファベットＡ〜Ｚの確認をして、授業終了となりました。実は、大阪市教育委員会の方が２名視察に来られていたのですが、「子どもたちは、みんな授業に対して前向きで、ノリノリでしたね。すばらしい授業だったと思います。」と褒めてくださいました！ やったね！

壁にタイルをすきまなく貼っていくときの、タイルの数と長さの関係を調べていました。タイル１枚のとき、長さは３ｃｍ。２枚のときは６ｃｍ。３枚のとき、４枚のとき…と数が増えていけば、長さも当然長くなっていきます。

数と長さの関係を表に書いていきながら、増え方の特徴や２つの量の関係を探していました。

Ｎ先生、緊張は当然しているのでしょうが、それを感じさせない落ち着きぶり。４組担任のＩ先生は、後でアドバイスすべく、気づいたことやこうした方がいいことなどをメモしていました。

縫い終わった子は、先生にチェックしてもらっていました。ペアで協力しながらミシンに立ち向かっていましたよ。いわば“タッグ戦”ですね！

６時間目の後半の時間を使って準備してくれました。ただ長いすを出してならべるだけではなく、いすを一つ一つぞうきんで拭いたり、床やステージをモップできれいにしたりの作業もしてくれました。

５年生には、今年１年、学校・ＰＴＡ行事の会場準備、裏方の仕事をお願いしています。１、６組のみなさん、今日はありがとう。とても頼もしかったですよ！


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