きょうのきゅうしょく
12月7日(火)、今日の給食は「さばのみぞれかけ・すまし汁・こまつなの煮びたし・ごはん・牛乳」です。
日本近海にすむマサバは、4〜5月ごろに産卵します。一匹の雌から1年に約30万粒の卵が産まれます。約2日で孵化し、全長3〜5cmになると群れを作って回遊するようになります。このころには、30万の卵のうち40匹程度しか生き残っていないのだそうです。3年で成魚となり、全長30cmにまで成長します。 今日は、塩焼きにしたさばに、だいこんおろし、みりん、うすくちしょうゆ、ゆず果汁で作ったたれをかけた「さばのみぞれかけ」です。 きょうのきゅうしょく丼(どんぶり)は、ごはんや麺を入れる深い器のことです。江戸時代に、一杯盛り切りの飲食物を出す店を「慳貪屋(けんどんや)」といい、そこで使う鉢が「慳貪振り鉢(けんどんぶりばち)」と呼ばれていたことから、それが略され「どんぶり鉢」になったといわれます。 慳貪(けんどん)とは「ケチで欲深い」とあまりよいイメージの言葉ではないですが、手早く食べられて便利な庶民のどんぶり物として、あっという間に広まっていきました。 カツ丼、牛丼、親子丼、他人丼(開化丼)、きつね丼(衣笠丼)、木の葉丼、玉子丼、天丼、海鮮丼など、今ではいろいろなどんぶり物がありますね。 きょうのきゅうしょく
12月3日(金)、今日の給食は「とうふハンバーグ・カリフラワーのスープ煮・スライスチーズ・黒糖パン・牛乳」です。
カリフラワーは、花の蕾(つぼみ)の部分を食べる野菜です。日本には、明治時代初期に伝わりました。カリフラワーとは「カンランの花」という意味です。カンランの蕾は紀元前540年頃から食べられていたそうです。カンランからブロッコリーへ、そしてさらに改良されたのがカリフラワーです。キャベツの仲間で、旬は冬です。 きょうのきゅうしょくだいこんは、部位によって味と肉質がちがってきます。その特徴を生かして料理に使っていただければと思います。 葉に近い部分:甘みが強くかたいので、生のまま千切りや薄切りなどにして食べやすくして。 中央部:甘みが強くやわらかいので、だいこんそのものを味わう料理に。 下部:辛味が強く筋が多いので、すりおろしたり、細かく切って。 ちなみに、加熱しないので給食には登場しませんが、だいこんの上部を太めの千切りにして、かつおぶしとしょうゆをかけていただくのがおすすめです。 きょうのきゅうしょく
12月1日(水)、今日の給食は「さけのマリネ・肉だんごと麦のスープ・プチトマト・黒糖パン・牛乳」です。
マリネとは、肉・魚(スモークサーモン、ニシンなど)・野菜(たまねぎなど)などを漬け汁に浸す調理法、またその料理を言います。「マリナード(仏)」、「マリネ―ド(英)」とも呼ばれます。 日本の「南蛮漬け」やスペインの「エスカベッシュ」、中南米の「セビチェ」などもマリネのひとつです。 |