校舎1階かべ塗装3月の花2今週の校長講話
先週の土曜日、3月11日に6年前の東日本大震災の追悼がおこなわれました。テレビや新聞でも、震災のことをたくさん報道していたので、みなさんも関心を持ってくれたと思います。
校長先生は、新聞のあるコラムが心に残りました。それは地震が起こる直前までの人々のくらしを記録したものです。 2011年3月11日午後2時47分まで、人々は、大地震、大きな津波が町を襲うなんて予想もしていませんでした。普段通りの生活を送っていました。明日はどんなことしよう、来週は、来月は、来年は・・・と将来のこと、次の時間を楽しみに生きていました。それが一瞬に途絶えたことにどうしようもない悲しみを感じました。 科学は発達し、明日の天気はある程度分かるようになりました。でも、地震はまだ予想できません。天気予報のように「明日は地震があるでしょう。注意しましょう。」とはいかないのです。 生活の中には、避けられない運命と自分の力でなんとか変えることができるものがあります。みなさんには、なんとかできることに力を尽くしてほしいです。たとえば、「いじめ」です。「いじめはいいことですか、わるいことですか」と尋ねるとほぼ全員が悪いことだと答えます。でも、学校でいじめがあります。 やっている人は、それがいじめだと気付いていないのかもしれません。それがいじめのこわいところです。そんな時は周りの人が「それはいじめだよ。やってはいけないことだよ。」と声をかけることでいじめはずっと減るはずです。その力がみなさんに備わっているはずです。みなさんに期待しています。 3月の花今週の校長講話
初めに、6年前の3月11日東日本大震災で亡くなられた方のご冥福を祈って黙祷をします。
私たちが絶対に忘れてはいけない年が二つあります。一つは1945年太平洋戦争終戦の年です。もう一つが2011年東日本大震災があった年です。私たちはおじいちゃん、おばあちゃんになっても大震災のことを子孫に伝えていく義務があります。なにを伝えていくか?それをこれからも勉強していきましょう。 |