4年社会見学〜柴島浄水場〜社会の授業で「浄水場のしくみ」を勉強していますが、教科書で見ただけではイメージがわきにくい部分がありました。 授業の中で、いくつかの疑問も出てきました。 「水を吸う時に大きなゴミが引っかかったらどうするの?」 「集めたゴミはどうするんだろう?燃やすのかな?」 そんな疑問を胸に、見学へ向かいました。 西中島南方の駅から徒歩10分のところに、甲子園球場12個分の敷地の柴島浄水場があります。 はじめは、スライドでの説明です。 「地球上のすべての水の1億分の1しか、人間に使える水はない」 「大阪の水を取っている淀川は、さっき通ってきたね」 次に、実験をしました。 砂と活性炭を使って、汚れた水をきれいにする実験です。 「あれ、青い色水が透明になった!」 「炭を通すと、においが消えたよ!」 実際にやってみることで、実感が持てました。 最後に、浄水場内の見学です。 薬で小さな汚れを固めて、沈殿させる池を見ました。そこから出た黒いどろのようなゴミは、埋め立てに使われることがわかりました。 「再利用ってことか!」 そんな声が聞こえました。 その他、消毒のためのオゾン発生装置なども、モニターで見せてもらいました。 「紫色に光ってたら、オゾンが出てるはずや」 「これは2号機やから今は動いてないなぁ」 教科書だけではわからないことを、実感として学べました。 自分たちが使う水に、多くの人の仕事が関わっていること知ることができたのも、いい経験になったと思います。 【担当:4年担任・田邊】 |
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