4分おくれ (校長室だより vol.58)しかし、私にとって大丈夫であっても、そうでない方もいらっしゃいました。ある駅で、いつも同じ位置のドアから乗ってこられる視覚障がい者の方です。そう、1本前の電車は、いつものものとドアの位置が違うのです。電車が駅に停車したとき、その方の前はドアではなく、ちょうど連結部分です。「あっ!」と思った瞬間、降車された方が声をかけて近づき、援助してくれました。ほっとしました。本当の一安心です。また、援助した方の自然でさりげない動きが、疲れ気味の私をさわやかな気分にしてくれました。 20,000分の?(その2) (校長室だより vol.57)≪ご案内とお願い≫ さて、今週末の12日(土)には2学期第1回目のオープン・スクールを実施します。一人一人の子どもが活躍できるよう、様々な工夫をこらした授業が展開されることでしょう。お忙しいとは存じますが、時間を調整いただいて、ぜひご参観ください。 ご案内の手紙にも記しましたが、今回から「写真・ビデオ撮影の自粛」をお願いしました。写真やビデオによる思い出の記録を否定するものではありませんが、子どもたちが授業に集中できる環境づくりは大切です。また、気軽に撮影・投稿ができるようになってきた現在、個人情報の保護には十分な注意が必要です。昨年度、私自身も学校ホームページでの写真掲載について、学ばせていただきました。 当日は、若手も中堅もベテランの先生も、教材研究を深め授業に臨んでくれることと期待しています。保護者のみなさまには、子どもたちが活躍している姿をファインダー越しではなく、ぜひ生で直接見ていただきたいと願っています。さらに参観時には、子どもたちの意見や発想に、思わず驚きや共感の声を発したり、感心・感動の拍手が湧き起こったりする教室であってほしいとも思います。 みなさま、ご協力をよろしくお願いいたします。 20,000分の?(その1) (校長室だより vol.56)その2万回の授業を全部思い出すことはできませんが、自分自身で100点満点をつけることのできる授業は、数回しかないように思います。発問のタイミングがずれたり、児童への説明不足(説明過多)があったりして、どこかが課題として残ってしまいます。研究授業の折は、夜遅くまで同僚と議論して授業に臨むこともしばしばでしたが、終わってみると反省点も少なくないのです。どんな仕事でもそうだと思いますが、懸命に取り組んでも、若手にはどうすることもできない“経験不足”という壁があります。 先輩に「経験の少ない自分が子どもたちを教えていてよいのか。」と聞いたこともありました。「ベテランには絶対ない“若さ”があるじゃないか。子どもと一緒に汗をかき、毎日一生懸命取り組めば、きっと気持ちは通じるよ。」と教えていただきましたが、保護者のみなさんが温かく見守っていただいたのは、間違いありません。 (つづく・・・) スイッチ・オン! (校長室だより vol.55)さて、明日から第2学期が始まります。子どもたちには、楽しい夏休みの思い出は大切にしながらも、気持ちを切りかえて元気に登校してきてくれることを心から願っています。 明日の始業式を前に、午前中久しぶりに自転車で校区を回りました。あいにく雨が降ったりやんだりの天気だったので、数人の子どもたちとしか会えませんでしたが、みんな元気にあいさつしてくれました。夏休みモードから私自身の切り換えスイッチもオンになりました。 猛暑の中の「秋」 (校長室だより vol.54)そんな暑さでへとへとになっていた昨日の帰り、バス停から自宅まで歩いていると、ヒグラシやツクツクボウシの鳴き声が聞こえてきました。自宅が山に近いということもありますが、早朝の空を見ると、秋の雲も見えました。季節は、着実に進んでいるようです。 とは言え、まだまだ暑い日々が続くものと思います。前述のとおり、疲れの出やすい時期でもあります。熱中症対策をはじめ、エアコンをうまく活用するなどして、子どもたちには、この時期を元気に乗り越えてほしいと思います。 |
|