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中年の星         (校長室だより vol.53)

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 昨日のトップニュースは、どのメディアでも「油井さんが搭乗した宇宙船の打ち上げ成功」の記事でした。45歳で自らを「中年の星」と呼び、子どものころから宇宙への夢を持ち続けて、それを実現した姿に多くの人々が感動したことでしょう。
 私は、新聞に載ったお父さんの言葉が一番印象的でした。「火星に行くと言った少年が、スーパーマンになっちゃった」という言葉には、息子への限りない愛情と打ち上げ成功への喜び、そして尊敬の念が含まれていると感じます。自分の息子の努力に対して、人としての尊敬の念を素直に表せることができるお父さん。このお父さんに育てられたからこそ、油井さんは夢を実現できたのだと思います。
 新聞の一面の言葉を読んで、涙がにじんできたのは、私だけではないはずです。

ガッツポーズ!    (校長室だより vol.52)

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 先週、四国から中国地方を通過した台風11号は、各地に大きな被害をもたらしました。特に大雨で鉄道や道路が不通になり、テレビニュースでは、「JR線が2日間止まったことで、50万人に影響があった。」と伝えていました。そして、私もその50万人の中の一人です。

 台風が近畿地方を過ぎ去った17日(金)の夜、大阪駅に着くと帰路の内の5分の4くらいの区間が不通となっていました。そこで、できるだけ家に近づいてからタクシーに乗ることにしました。夜の10時すぎです。やっとタクシーに乗れてホッとしましたが、半分くらいの距離を行くと、今度は、そこから先が通行止でした。運転手さんが調べてくれて、遠回りになるけれど別の道を進みました。しかし、いつも乗り降りする2つ前の駅から先が、また通行止になっていました。時間も遅いので考える間もなく、歩くことにしました。

 郊外の2駅間は、結構距離があります。「いつもの駅まで行けば何とかなる。」と願いながら、雨の中、山道を歩くこと約1時間。やっとのことでいつもの駅にたどり着きました。そして、駅前にタクシーが1台停まっているのを確認すると思わずガッツポーズが出ました。これで、あと6km歩かなくて済みました。

いつもの人たち     (校長室だより vol.51)

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 今朝は、バス停までの2・3分間で、ズボンがびっしょり濡れました。でも、バス停には、いつも一緒になる人たちが、集まってきます。「雨でバスが遅れないかな。」とか「大阪までの電車は、大丈夫?」という不安がある中、いつもの人たちの姿を見ると妙に安心します。少し大げさな言い回しですが、「日常との遭遇」です。

 「いつも通り」は、平凡な日々と感じがちですが、自分自身が健康であること、家族に大きな異変がないこと、仕事も概ね順調であることの証と言えます。「日常」があることに感謝しなければなりません。あらためて、毎日を大切に過ごすことの大事さを自分自身に言い聞かせました。

 先日、東日本大震災後、東北に移住しボランティア活動を続ける写真家の川谷清一さんという方の講演録を読みました。その最後にあった言葉、「あなたがむなしく生きた今日は、昨日亡くなった人が生きたいと願った明日」・・。心が痛くなりました。

50のひみつ       (校長室だより 臨時号)

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 昨年度の10月に「校長室だより」を始めて、前号で50号となりました。
そこで、本コーナーの”ひみつ”を少しだけ記してみます。
 まず第2号に、次のような発行の意図を記しました。
 「本校では、教務主任のM先生がセンス抜群の写真と文章で、すばらしい学校日記を毎日更新しています。−(中略)− しかし、昨日から私の切り口で『校長室だより』をアップすることにしました。不定期での掲載になると思いますが、ご覧いただければ幸いです。」

 また、私なりの工夫もあります。気づいていただいているでしょうか?
 1.PC画面1ページに収める。(スクロールなしで読める)
 2.できるだけ簡潔な文にする。
 3.すべて説明せず、読み手が想像できるようにする。
 4.題名にこだわらない意外な展開で、読み手に興味をもってもらう。

 今後も、「お伝えしたいこと」や「考えていただきたいこと」などを私なりの切り口で記してまいります。次は、めざせ100号です!

夏野菜パワー      (校長室だより vol.50)

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 この頃、あまりテレビを見なくなりました。アトムや鉄人28号の放送でテレビにかぶりつくように見ていた子どもの頃とは大違いです。見る時間がないことも理由の一つですが、興味のある番組が少ないのが大きな理由です。見るのは、せいぜいニュースかスポーツ、そして旅番組くらいです。

 そんな私でも、テレビ・コマーシャルが以前と大きく変わってきていることに気づきます。NHK以外では、スマートフォンのゲームアプリと健康食品の通販のコマーシャルがやたら多く感じます。街中や車内でイヤホンを耳に、小さな画面を見ながらしきりに指を動かす姿は、私には異様に見えます。また、理科系の私には、口の中で咀嚼せず胃でも消化しないで、飲みこむだけのものが、体に十分吸収されるとは到底思えません。「補う」程度に考えていた方が無難です。食べ物は、学校の食育で学習するように、「旬のものをバランスよく食べる」ことが最も体に良い食べ方です。「旬」の野菜とハウス栽培のものとでは、含まれる栄養価に差があることからも明らかです。

 夏野菜がおいしい時期になりました。給食では、キュウリやナス、トマトの他、カボチャやオクラ、枝豆も出ます。夏野菜には、カロテンやビタミンC・Eが多く含まれ、がんの予防にも力を発揮すると言われています。子どもたちが嫌いなものも多いかもしれませんが、これからの猛暑に負けないよう、ご家庭でもメニューを工夫されては、いかがでしょうか。
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