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クリスマスと原点   (校長室だより vol.68)

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 私が乗り降りする駅周辺では、12月を迎えるとクリスマスの電飾が灯り、ムードを盛り上げてくれます。この駅を利用して7回目のクリスマスを迎えますが、LED電球の普及に伴って、年々華やかさ・鮮やかさが増しているように感じます。

 私の小学生時代も、自宅にはクリスマスの電飾がありました。小さなモミの木に20〜30の電球がチカチカ灯るだけのものでしたが、先日亡くなった父が買ってきてくれる、今思えばそれほど美味しくないバタークリームのケーキとともに、クリスマス気分を盛り上げてくれました。私はなぜかこの光景をよく思い出します。わが家の、そして私自身の原点がそこにあるように感じるのです。
 当時は、今ほど物が豊かではありませんでしたが、世の中全体に“あたたかみ”があったように思います。私が歳をとったからかもしれません。でもやはり、質素な感じがあったものの、夢や希望もたくさんあったように思います。
 技術の進歩は、多くの便利さを私たちにもたらしてくれました。それを否定するつもりは全くありませんが、よく言われるように、人の進歩が技術のそれに追いついていないようにも感じるのが残念です。子どもたちには、自分の原点となる“今”を大切に過ごしてほしいと願っています。

はるか宇宙へ      (校長室だより vol.67)

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 12月になると冬至も近づき、陽が落ちている時間帯が長くなります。空気も澄んでいる時が多く、月や星を見る機会が増えてきました。今朝、家を出たとき、辺りは真っ暗で月も細くなっていたので、街灯がない場所では星がよく見えました。バス停までの間、星空を眺めながら今話題になっている「あかつき」や「はやぶさ2」に思いを馳せていました。
 宇宙のことを考えていると、世の中の出来事がちっぽけなことに思えてきます。気分が落ち着き、ちっぽけなことに悩んでいた自分に気がづき、困難に立ち向かう勇気もわいてきます。
 われわれの周りには、様々なストレス要因があります。避けて通ることは難しいでしょう。現代社会ではそのストレスとうまく付き合うことが重要だと思います。子どもたちにも、きっとあるはずです。子ども自身で気分転換できない場合は、おとなが関わってやる必要があります。
 常盤の校区では、なかなか星空をじっくり眺められないかもしれませんが、何かの機会にご家族で星空を眺め、はるか宇宙へ思いを馳せるのもよいのではないでしょうか。

学校行事
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