第33回 同窓会 総会 (校長室だより 6.07)多くの先輩卒業生とともに、この3月に卒業した中学1年生も、同窓会への入会を祝って参加してくれました。 中学1年生の時点では「同窓」の先輩・後輩のつながりは、まだ分かりにくいとは思いますが、多くの先輩方に支えられて今の自分があることを少しは感じることができた場になったのでは、ないでしょうか。 私は、この仕事をしてから、教材づくりや社会見学の依頼などで、小学校〜大学の先輩方に色々とお世話になった記憶があります。年齢の離れたお会いしたこともない先輩が、親身になって後輩である私のために、お世話をいただいた時、「同窓」のありがたさを実感しました。懐かしさだけでない不思議な力が「同窓生」には確かにあると思います。 今日、新たに同窓会に加わった生徒たちが、いつそれを実感してくれるか楽しみです。 ポンコツの意地 ( 校長室だより 6.02)「機械類が、過酷な使用環境、または経年変化により仕様書通りの性能を発揮できない様をさす語句。もともとは、ハンマーで解体するときの擬音『ポン、コツ』から、老朽化した自動車のことをポンコツ車と呼ぶようになり、これが他の分野にも広まったものとされる。」 なぜ今この言葉なのかと言うと、「四十腰・五十肩」を卒業したものの、近ごろ少し動くだけで節々が痛くなる自分自身を「ポンコツになってきました。」と表現しているからです。ただし、年齢を重ねてきたことを悲観的に思っているのではありません。私が、車の運転が好きで、自動車そのものが好きだから出てきた言葉で、ポンコツにも意地があり「性能が落ちてきても“味わい”や“こく”では、負けない。」という気持ちが隠れているのです。 昔、年配の方がよく言っていた「若い者には、まだ負けん!」などとは、あまり思いません。だって、我々は若い人には絶対ない「経験」を持っていますから。 |
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